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2019年06月23日

出世に興味なく残業もしたくない若者が見落としていること

もはや出世に興味ない若者

 ども勉三です。産業能率大学総合研究所の「2019年新入社員の会社生活調査」によると、会社で目標とする地位について「関心がない」と答えた新入社員が42.7%と過去最高になったそうです。また、「一度も転勤せず同じ場所で働き続けたい」が昨年度から10ポイント増加し、許容できる残業も「月10時間まで」が過去最多となるなど、昨今の価値観の変化を裏付けるような結果となりました。

 これについて勉三は頷けるところもあるとは思うものの、全体として進行する「仕事の他人事化」、もっと分かりやすく言えば「時間を売ってお金を得るだけの仕事観」について違和感も覚えています。

 もちろん、いわゆる一般職としてであれば元々そのような役割を期待されているわけですから、何も問題はないと思います。問題は、総合職として入社する若者の中にもそういった一般職的な価値観の方が増えているのではないかと思う点です。

総合職である以上は出世しないことは許されない

 このような時間を切り売りするだけのスタンスでも就職したての頃は良いのかもしれません。しかし、やがてそういった人間は会社にとってお荷物になっていきます。時間を切り売りするだけで、現場のスタッフレベルの仕事しかできないのであれば、若い人の方がいいからです。

 給料も上げなくていいからとあなたが思ったとしても、会社の制度上そういうわけにもいかなくなっています。総合職というのは将来は会社をけん引することを期待されて採用される職種です。多くの企業で年齢に応じて否応なく給与は上がっていきますし、年を取って管理職に就いていない人ははっきり言って要らないのが会社と言う組織です。

仕事を自分ごと化しないと時間が経つのが遅くて増々苦痛になる

 また、仕事を自分ごとと思わず、あくまで他人から与えられて対処するというスタンスだと、時間が経つのも遅く感じられるようになるでしょう。少しの残業時間も耐えられないのは、時間の経ち方が遅く感じられているからです。

 勉三も色んな業務をしてきましたし、同じ業務でも忙しい時と暇なときがあるのですが、実は暇なときは結構苦痛なものです。暇だからと言って横になって寝ているわけにはいかず、仕事をしているふりをしていなければならない。そんな時は常に時計の針とにらめっこ状態になります。適度に仕事が忙しく、気づいたら定時を1〜2時間過ぎてたぐらいの時が一番楽で楽しいです。

 ですので、残業に拒否感のある若い人たちの気持ちも分かるのですが、それよりもどれだけ仕事を自分ごと化できるかを考えて欲しいと思います。仕事を自分ごと化していれば残業もそれほど苦痛ではなくなります。

会社は成績が悪くなるとと全てを否定される

 そしてもう1つ、会社の中で真実だなと思うのが「仕事は成績が悪くなると全てを否定される」ということです。

 働きかたや仕事の進め方など、それぞれのスタイルがあるかと思うのですが、悪い評価をされてしまうとその人の行動のすべてが否定されてしまいます。それが会社と言うところです。逆に殆ど同じようなことをしていても成績が良ければ、よほどのことがない限り殆ど許容されます。

 先ほどの残業の話とも通じるところがありますが、多少頑張って良い成績を取った方が後で楽になります。自分のペースや進め方で仕事をコントロールできるようになるためです。逆に成績が悪いとあらゆる行動が監視され批判の対象になるので、逆にしんどくなります。

 もし楽をしたいなら会社の中では、期限通りに仕事をこなし、かついい成績を取るしかないのです。自分でコントロールできることが多いほど仕事は楽しくなります。

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posted by 勉三 at 01:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・キャリア
2019年06月09日

金融庁「老後2000万円必要」という当たり前の事実に驚く日本人

 ども勉三です。金融庁が「現行の年金制度だけでは老後資金2000万円不足する」という試算を報告書で述べ、これが各所で波紋を引き起こしています。これ聞いて本当に「アホか」と勉三はつぶやきましたよ。

 現行の年金制度だけでは従来と同等レベルの生活を老後続けることは不可能なんてのは、もはや明々白々の当たり前の事実であり、議論するまでもないことだと勉三は思っていました。ところが、分かってか分からないでかは知りませんが、未だに年金制度に頼っていれば安泰だと思っている人がこれだけ多いこと、そして簡単な事実が認められない日本社会にも唖然としました。

そもそも既に年金制度は従来のようには成り立っていない

 そもそも平成の30年間だけを振り返っても、国民年金制度は大きく変貌、もとい劣化しました。以前は60歳から年金支給だったものが、気が付けば65歳からの支給です。これもじきに70歳まで引き上げられようとしています。

 国民年金保険料も平成元年には月8000円だったものが、今や16000円と倍になっています。このように、たった30年という我々の認知できるスパンでさえ、従前と同じレベルで老後生活を送ることは到底不可能になっているのです。その意味では既に年金制度は維持できなくなっているといってもいいでしょう。

 なのになぜ、それ以上の長いスパンにわたって現在の年金制度が維持されると思うのでしょうか。現在65でこれから年金をもらう人は20年から30年は年金を受け取るわけです。その間、今の制度が維持できるなんて 訳が無いでしょう。また、現在社会人になったばかりの人が亡くなるころには、平均寿命は100歳近くになっていると言われています。現行の制度や資金計画はこういった寿命の伸長も考慮に入れていないわけです。

リンダ・グラットンの「ライフシフト」を全国民が読むべき

 このあたりのことは何も日本に限った話ではなく、先進国を中心に世界中で問題になっていることなのです。もちろん日本がその最先端(?)にいるわけですが、日本特有の問題というわけではありません。

 そして、この問題について論じて世界的に話題になったのが、リンダ・グラットン著「ライフシフト」という本です。この本は、従来の勉強して、社会に出て、引退して老後を過ごすという3ステージの人生モデルは機能しなくなるだろうと述べています。

 それは、少子高齢化と平均寿命の伸長という2つの事実を考慮すれば、当たり前の予測なのです。そして多くの老後設計で前提となってきた、年金で足りない分は貯蓄を少しずつ食いつぶして、亡くなるまで乗り切るというのは、寿命がますます延びる中で無理があるという訳です。

 この本は2016年に出版され瞬く間に世界中で話題となりました。また、日本においても首相官邸が「人生100年時代構想会議」という活動をスタートさせており、著者のリンダ・グラットン氏を有識者として招くなど、この問題に対しては比較的進んだ取り組みをしていたと思っていました。

 ところが今回の騒動。こうした政府の先手を打った取り組みもむなしく、一般の日本人には殆ど浸透していないんだなと痛感させられる出来事でした。もちろん、政府の年金政策の問題もあるでしょうが、年金制度が成り立たないのは日本だけに限らず世界的な問題であり、一概に全てが政府の無策だとも言えません。それより大事なのは、いかにして新しい人生モデルの世の中にシフトしていくかでしょう。

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posted by 勉三 at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・キャリア
2019年05月28日

eスポーツを揺るがしかねないMTGでの騒動

eスポーツが健全に発展するために必要なこと

 ども勉三です。勉三が最近注目している世の中のトレンドに「eスポーツ」(e-sports)があります。皆さんもテレビやネットなどで耳にしたことがあるかもしれません。一番有名なのはストリートファイターに代表される格闘ゲームですね。米国ではEVOという非常に大きな大会が開かれており、日本人の中にも企業とスポンサー契約を結びプロとして活躍している方も複数いらっしゃいます。五輪の種目になるならないといった事も議論されましたね。

 勉三は基本的にeスポーツ肯定派で、そもそもeスポーツと言い出す前からチェス、将棋、囲碁は立派な競技になっていますし、麻雀だってプロがいます。それに、もともとは野球やサッカーだって遊びでしかなかったわけです。それとコンピュータゲームやボードゲームの間に本質的な違いは無いはずです。

MTGで起きた不正騒動

 ところが最近、このeスポーツの隆盛について一考させられる出来事が起こりました。馴染みのない方はご存知ないかと思いますが、それはマジック・ザ・ギャザリング(Magic the Gathering、略してMTG)というトレーディングカードゲームの話。

 このゲームは90年代前半に世界初のトレーディングカードゲームとして登場し、早くからプロツアーなどの国際競技化を進めてきました。アナログのカードゲームがeスポーツに含まれるかどうかはともかく、事の本質はコンピュータゲームでも同じだと思うので聞いてください。

 それは、2019年4月26〜28日にロンドンで開催された国際大会に出場していた日本人選手の渡辺雄也さんが、カードのスリーブにマーキングするという不正行為を行ったと判定され、ゲームの販売元の Wizards of the Coast 社から「30か月間のDCI認定イベント出場停止処分とし、MPLおよびマジック・プロツアー殿堂から除名」という非常に重いペナルティを受けたというもの。

 これに関しては私は全くの第三者なので、故意であったか、故意でなかったか、それともネットで一部囁かれているように何者かに仕組まれたのか、その辺りについては分かりません。彼を慕う日本のプレイヤーは「彼が不正などするわけがない」という同情論が多く、一方で米国など海外のプレイヤーは不正を疑う声も少なくないと言います。

 マーキングの画像なども公開されているので詳細については他サイトを調べて頂きたいのですが、コンボを構成するキーパーツのスリーブだけにマーキングがされていました。勉三の個人の推測でいえば、もし何者かに仕組まれた訳でなければ、おそらく故意ではなく偶然そうなってしまった可能性もありうると考えています。

 もちろん、プレイ時の消耗でキーパーツ(60枚中12枚)だけに偶然同じような傷がついたということはないと思います。ただ、私もMTG経験者ですが、デッキを作る時って同じカードは続けてスリーブに入れることって結構あるんですよね。そこでたまたま、キーパーツをスリーブに入れる際に、マーキングされていたスリーブを連続して使ってしまったということは無くはないと思います。このあたり、私はデッキチェックやスリーブ支給のあるプロツアーなどの大きな大会に出たことは無いですし、間違っているかもしれませんが。

特定団体が神のごとき役割を果たすeスポーツの問題点

 ただ不正したかしてないかは水掛け論です。今更答えなどないのかもしれません。それより勉三が深刻な問題だと思ったのは、販売元の Wizards of the Coast 社のガバナンスの不十分さと、あまりに一方的なペナルティ通告です。

 失格宣告、除名、そして30か月のサスペンションという重いペナルティを受けた渡辺選手は、Cygames が運営するチームに所属するプロプレイヤーでした。当然、報酬や賞金で生計を立てていたと思われます。それに対して、十分かつ客観的な調査報告もなしに、一方的に与えるペナルティとしては重すぎるのではないでしょうか。

 また、このゲームを発売している大本が下した罰則なので、どうしようもありません。他のスポーツであれば国内団体を除名になっても海外でプレイするとか、他の団体に所属するとか道はあるかもしれませんが、Wizards of the Coast 社に関わらずに MTG を続けるというのは不可能でしょう。

 また、今回の騒動では、渡辺選手の対戦相手、裁定を下したジャッジ、そして大会運営が全て同じ Channel Fireball というチームであったことも問題視されています。同じだったからグルだったかとまでは言えませんが、少なくとも利益相反の関係にはあったわけです。

 これが勉三が危惧する e スポーツの大きな問題です。将棋や囲碁と異なりゲームにおける一企業の影響力がものすごく大きいこと。また、プレイヤーと運営者の垣根が狭く、癒着を起こしやすい構造になっていることも問題でしょう。

 もちろん、将棋や囲碁だって色々問題がないわけではありません。特に、日本将棋連盟は以前のカンニング騒動の時にはガバナンスの未熟さを露呈しました。野球、相撲、ボクシングだって色々と問題は起きています。なので、eスポーツだけが未熟と言う訳ではありません。ただ、eスポーツはルールやゲームバランスに至るまで開発元が全て決められるので、ガバナンス体制にはより客観性や透明性が求められるのではないでしょうか。

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posted by 勉三 at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事