スポンサーリンク


マネースクリプト診断

ポテンシャル年収診断


2020年02月11日

仕事で使える英語表現(16):elaborate(補足する、説明する)

elaborate(補足する、説明する)

 ども勉三です。「仕事で使える英語表現」の第16回目。今回は elaborate という動詞について取り上げます。

ビジネスシーンでは割とよく使う表現

 elaborate という動詞、あまり日本人には馴染みがないのではと思います。ただ、ビジネスシーンではよく使われますし、自分で使えると便利な単語でもあります。例を見てみましょう。

I didn't fully understand the last slide. Could you elaborate on that?

最後のスライドがよく理解できなかったのですが、もう少し説明して頂くことはできますか?

 elaborate は「詳細について説明する」、すなわち「補足する」だとか「説明する」といった意味です。ここでは、プレゼンを聞いた側が分からないところがあり、相手に elaborate すること、つまり補足説明することを要求しています。このようなシーンは日本語でビジネスをしていてもよくあるのではないでしょうか?

 もう1つ例を見てみましょう。

Our analysis reveals that the aircraft industry will grow faster than average. I'll elaborate more on that later.

我々の分析では航空機業界は平均より速いペースで成長することが分かっています。この点につきましては、後ほど詳細を補足させて頂きます。

 ここでは自分から elaborate することを宣言しています。また、ポイントとしては先ほどと同様に on 〜 という表現が使われている点です。elaborate の後には on 〜 で「〜について補足する」といった使い方がされますので覚えておきましょう。

形容詞もある

 elaborate という単語は上で見たような動詞だけでなく形容詞でも使われます。この場合、「精巧に組み立てられた」といった意味になります。若干、動詞と意味が違いますので注意しましょう。

語源は labor と共通

 語源も見ておきましょう。Merriam Webster によれば、英語の elaborate はラテン語の elaborare(=(労働によって)生み出す、得る)に由来し、labor や laboratory と親戚関係にある単語のようです。

 働きかけて物事を生み出したり、さらにそこから発展して、詳しく説明するといった意味になったようです。頑張ってひと手間加えるといったイメージですね。

 また、形容詞の elaborate が「精巧に組み立てられた」という意味になっているのも、頑張って組み立てたというところか来ており、一見すると動詞と形容詞で意味が異なりますが、全く別物というわけではないのです。

最後に

 いかがでしたでしょうか? 大学受験など日本の学校教育を受けただけでは、あまり馴染みがない動詞だったかもしれませんが、ビジネスで英語を使っているとしばしば耳にする言葉です。explain や add などでも代用できますが、自分で使えるようになるとより英語表現の幅が広がり、それっぽく聞こえるでしょう。

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
2020年01月30日

絶対知っておきたい時事英語(2):quarantine(検疫)

quarantine(検疫)

 ども勉三です。「絶対知っておきたい時事英語」シリーズの第2回目。

 今回は、コロナウィルスの報道などでよく使われるものの、あまり聞きなれない方も多いであろう quarantine(検疫)という単語について解説したいと思います。

検疫と quarantine の意味

 まず「検疫」と言う日本語を知らない方のために説明しておくと、外から持ち込まれた食品や動物、あるいは外から到着した人に対して、感染症や有害物質が含まれていないか検査し、検査の結果が陽性であった場合には、一定期間隔離するなどの措置を取るという意味があります。

 また、漢字を見ても分かるように、日本語の「検疫」という用語は、隔離よりも検査に重点が置かれているように思えます。英語で置き換えると examine や test ですね。

 一方で、quarantine はどちらかといえば検査よりも、その後の隔離措置に重点が置かれている言葉です。英語で置き換えると isolate とか keep に近いかもしれません。もともとの語源も「40日」という意味のイタリア語から来ており、かつてヴェネツィアで到着船を40日間停泊させることで、感染病が消えるのを待ったというところから来ているようです。

 このように若干のニュアンスの違いはありますが、検疫と quarantine という単語は同じような意味合いで使われています。

使用例

 では使用例を見ていきましょう。

Australia has unveiled plans to evacuate some of its nationals from Wuhan and the surrounding Hubei province, flying the most "isolated and vulnerable" of 600 citizens to quarantine on Christmas Island.

 オーストラリア政府は、武漢及びそれを含む湖北省から一部の国民を避難させる計画を明らかにした。これは、同地域に現在いる600人のオーストラリア国民の中で、最も孤立してリスクの高い人達をクリスマス島に送って検疫するというものである。

原文引用:The Guardian

 いかがでしょうか? 少し意味が取りにくいかもしれませんね。"isolated and vulnerable" というのは、身寄りのない高齢者のように、孤立していて最も脆弱な集団を指すときに環境政策の話題などでたまに使われるフレーズです。そういった集団が600人いるというわけではなく、現地にいる600人のオーストラリア国民のうち、最も孤立してリスクの高い集団だけをクリスマス島に移送するという意味になります。

 オーストラリア本土ではなく、クリスマス島に移送するのは検疫のため、すなわち一定期間そこで過ごしてもらって伝染の心配がなくなってから本土に戻ってきてもらうという算段でしょうね。

 これだけなら問題ではないのかもしれませんが、このクリスマス島というのは移民を強制収容するのに利用されてきた経緯などがあり、反対する声もあるようです。

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
2020年01月18日

絶対知っておきたい時事英語(1):quid pro quo(交換条件)

quid pro quo(交換条件)

 ども勉三です。「仕事で使える英語表現」の姉妹講座として、今回から「絶対知っておきたい時事英語」を取り上げていきたいと思います。

 初回は去年は英語のニュースや新聞で何万回と使われたであろう quid pro quo という言葉です。今年もトランプ大統領の弾劾裁判(impeachment)がらみで多用されることは間違いないでしょう。知らない方はいまのうちに抑えておきましょう。

まずは用例から

 まずは用例から見て頂いたほうが分かりやすいと思います。

Ambassador Gordon Sondland declared to impeachment investigators Wednesday that President Donald Trump and his lawyer Rudy Giuliani explicitly sought a "quid pro quo" with Ukraine, leveraging an Oval Office visit for political investigations of Democrats. But he also came to believe the trade involved much more.

 Gordon Sondland 大使は水曜日、民主党の弾劾調査員がオーバルオフィス(ホワイトハウスの大統領執務室)を訪れた機会を利用し、調査員に対して、ドナルド・トランプと彼の弁護士である Rudy Giuliani がウクライナに対して明示的に交換条件を求めたことを証言した。しかし、彼は取り引きがそれだけに留まらなかったとも信じている。

原文引用:AP News

 背景を知らない方のために説明しておくと、問題となっているのは2019年、トランプ大統領がウクライナ大統領に対して、米国による軍事支援の見返りとして、(トランプ大統領の)政敵であるジョー・バイデン氏とその息子に対するウクライナでの活動について捜査を再開するように求めたという経緯です。

 もともとジョー・バイデン氏の次男が、ウクライナで天然ガス会社の取締役を務めており、この会社がウクライナ当局の捜査対象となっていたのですが、当時オバマ政権で副大統領であったジョー・バイデン氏がウクライナを訪れた際にウクライナの検事総長の解任を求め、実際に解任されて結果的に次男への捜査が打ち切られたと言う経緯があります。

 トランプ大統領はこの捜査を再開するように求めており、上記のような経緯もあり、それ自体が絶対に悪いことだとは言えないのですが、交換材料が軍事支援ということもあり大統領の職権乱用ではないかと問題になっているのが、今の米国の弾劾裁判の背景です。

 この「見返り」というのを表すために quid pro quo という言葉が連日のようにメディアで取り上げられており、ニュースや新聞などで目や耳にしたことのある方もいるかもしれません。

語源はラテン語

 この少々聞きなれない言葉。元々はラテン語で、英語に直訳すれば something for something という意味になるようです。

 それほど頻度は高くないですが、今回の弾劾裁判でしか使われない単語というわけでもなく、たまにアメリカの映画やドラマなどでも耳にすることがあります。

 訳として「見返り」や「対価」という日本語が充てられることも多く、それでも意味は通るのですが、それならば payback や reward などでもいいはずです。quid pro quo が使われるのは、こちらからの情報やアクションを提供する代わりに、それを交渉材料として相手から何かを引き出すというコンテキストで使われることが多いようです。今回の弾劾裁判はまさにぴったりのシチュエーションというわけですね。

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語