2018年10月07日

仕事で使える英語表現(3):who has the ball(誰がリード役なの?)

 どうも勉三です。「仕事で使える英語表現」の第3回目。今回は "who has the ball" という表現について紹介したいと思います。

 これは文字通り「誰がボールを持っているの?」という意味ですが、ビジネスの現場では「誰が主導権を持ってリードしているのか?」を確認する際に比喩的に使われることがあります。

Who has the ball on this issue?

この問題についての担当者は誰ですか?

 また、ウェブ会議で画面を共有する際などに、画面をシェアしている人のことをボールを持っていると言うこともあります。

Could you pass me the ball, John? I'll share my screen.

ジョン、私にボールを回してくれ。画面を共有するから。

 "The ball is in one's court" といった表現をすることもあります。これは文字通り、ボールは誰のコートにあるかということで、誰が次のアクションの責任を担っているかを表現しています。例文で見ましょう。

You don't have to take an action now. The ball is in their court.

もう追加でアクションをとらなくていいよ。彼らのアクション待ちだから。

 いかがでしたでしょうか? 慣れてしまえば何ともないのですが、この手のイディオマティックな表現は最初は少し戸惑ってしまうものです。リアルな英語に沢山接して経験値を上げていきましょう。

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posted by 勉三 at 23:36 | Comment(0) | 英語

2018年10月01日

コンサルみんなが気にする稼働率とは

 ども勉三です。コンサル業界では各人のパフォーマンスを測る指標として「稼働率」という概念があります。昇進などにも影響する非常に重要な成果指標なのですが、他業界の人には少し分かりにくい概念かもしれません。しかし、コンサル業界への就職・転職などを考えている人にとっては、入ってから非常に重要なパラメータとなりますので、しっかり理解しておくことが必要です。

コンサルの仕事にはビラブルとノンビラブルの2種類がある

 どこの会社でもそうだと思いますが、毎日どれぐらい働いたかという勤怠を入力するかと思います。業界あるいは会社によっては、8時間働いたうちどの業務に何時間ずつ費やしたかを区別して入力するようになっているかもしれません。例えばプロジェクトAに5時間、プロジェクトBに3時間といった具合です。

 ここまではコンサル業界でも同じです。ただ、一般の事業会社と異なる点としては、コンサルでは業務ごとにビラブル(billable)とノンビラブル(non billable)の区別があり、この区別が非常に重要な意味を持っているということが挙げられます。

 ビラブルというのは簡単にいえばお客さんに請求(bill)できる仕事のことです。「コンサルなんだからお客さんに請求できる仕事をやっているのは当たり前でしょ?」と思われるかもしれません。しかし、実際はそうではありません。ずっと常にプロジェクトに携わっているというわけではなく、プロジェクトにアサインされていない期間(例えば入社直後の時期や、プロジェクトが終わって次のプロジェクトにアサインされるまで)というのが存在します。

 ではそういった期間はコンサルは何をやっているのかというと、プロジェクトの合間などは有給を取って休む人も多いですが、出社している場合には新しいプロジェクトの提案書の作成を行ったり、あるいはそのための準備や調査などに携わっています。これらはクライアントに請求できない仕事なので、ノンビラブルと呼ばれます。また、例えばプロジェクト以外の社内会議やイベントや研修なども同様にノンビラブルの業務になります。

稼働率は勤務時間のうちビラブル業務の割合

 コンサル業界では勤怠入力の際、どの業務に何時間費やしたかと言うのを分類して入力するのですが、その際に各業務ごとにビラブル・ノンビラブルの区別が設定されているので、例えば半年間にこの人はどれぐらいビラブルの業務に従事したかということが計算できるわけです。

 稼働率は、この「ある期間で働いた所定労働時間のうち、ビラブルの業務に費やした時間がどれぐらいあったか」の比率(%)になります。例えば、1年間の総営業日をざっくり240日と仮定すると、総所定労働時間は240×8=1920時間になるかと思います。このうち、ビラブルの業務が1440時間であれば、1440÷1920×100=75% がこの期間の稼働率ということになります。

 コンサルティングファームはクライアントからのフィーを収益としているわけで、それに各社員がどの程度貢献したかを示すのが稼働率になるわけです。このような背景から、各社員のパフォーマンスを測るための成果指標として非常に重要視されており、コンサル業界で働く人たちは皆この稼働率を気にしています。

 なお、有給を取った期間は上の総所定労働時間の計算から除外されます。従って、プロジェクトとプロジェクトの間のアサインされていない期間は、有給を取ったほうが稼働率の計算としても有利になるわけです。コンサルがプロジェクトの合間に休みを取るのはこういった理由もあります。

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posted by 勉三 at 01:13 | Comment(0) | 転職

2018年09月23日

仕事のできる人は早めにヘルプを求める

 ども勉三です。誰しも仕事が多くて手が回らないという経験はあるのではないでしょうか。年がら年じゅうそうだという人は少ないと思いますが、一時的になら誰にでもある経験だと思います。

 いわゆるキャパオーバーの状態ですが、その際の対応は人によって大きく異なります。多いのがとにかく自分で抱え込んで、オーバーした分は残業でカバーしようとするタイプ。真面目で優秀な人ほどこの行動をとってしまいがちですが、実はこれ非常に危険な行動です。

キャパオーバー時は早めに上司に相談せよ

 勉三はキャパオーバーの際は早めに上司(マネージャー)に相談し、人的リソースの追加投入を求めるか、もしくは残タスクに優先順位をつけて、締め切りまでに当面終わらせるべきことを少なくします。実はこちらの方が正解です。

 なぜなら、キャパオーバーで深夜まで仕事をしても、体に負担がかかる割には大して成果は無いからです。また、やみくもに時間をかけてがむしゃらに仕事をするより、早めにマネージャーと相談し最も効率の良い戦略を立てることで、結果的にアウトプットの質も良くなることが多いです。

上司への相談にもやり方がある

 注意して頂きたいのは、「仕事量が多すぎる!なんとかしてくれ!」とだけマネージャーに言っても大した解決にならないことです。マネージャーはあなたの仕事が全部でどれだけあって、それぞれどれぐらいかかりそうなのか意外と把握していないものなのです。まずはマネージャーにそれを説明することが大事です。

 一番いいのは、Excelでもメモ帳でもなんでもいいのですが、現在あなたが抱えているタスクを箇条書きで全て洗い出して書くことです。そして各タスクに対して締め切りと想定工数をそれぞれ書きます。このリストをマネージャーへの相談時に持っていくことで、マネージャーが動いてくれる確率は飛躍的にアップします。

 無論、業界や会社によってどこまでがキャパシティーの範囲内かは慣習があるでしょう。コンサル業界であれば深夜1時ぐらいまでの残業なら「まあそういう時もあるよね」といった感じで扱われるため、単なる業務量だけを理由にリソース投入を要請するのはそれ以上の場合からということになります。

 しかし、そういった場合でも言い方を工夫すれば人を増やしたり業務量を減らしてくれることもあります。例えば「タスク1とタスク2はどちらも今日が締め切りだが、とてもじゃないが両方終わらせることは難しい。今日中に終わらせるのはタスク1だけにして、タスク2は今週中ということにしたい」といった説明をするのです。なんでも説明次第です。

仕事量を過少申告するな!

 あとこれも日本人にはありがちなのですが、マネージャーへの相談時に、実際のあなたのかかえている仕事量が100だとして、80〜90ぐらいに過少申告して勝手に譲歩してしまう人が多いです。これはいけません。何のために勇気を振り絞って相談しているのか分からなくなります。

 むしろ過大申告すべきなのです。もしあなたが実際に抱えている仕事が100なら、120ぐらいだと説明する。もちろん上司が突っ込んできて最終的な着地点は100になるかもしれませんが、最初から譲歩する必要はありません。

 というか、あなたのこなせる仕事量のキャパシティーが100だったら、100の仕事量を請け負うべきではありません。少し追加で仕事が発生すればすぐにキャパオーバーになってしまうからです。80ぐらいの仕事をこなしつつ、100やっているかのように見せかけるのがプロフェッショナルです。

 ここで書いたことは仕事ができる人なら誰しもやっていることですが、できない人が多いようです。とにかく「長時間働けば偉い」という考えから早めに脱却するようにしてください。あなたのパフォーマンスを最大限発揮するためにもそれは必要なことです。

タグ:仕事術

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posted by 勉三 at 01:04 | Comment(0) | 仕事・キャリア