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2019年02月24日

コンサルになって良かったことを振り返ってみる

コンサルに転職して良かったこと

 ども勉三です。勉三はメーカーからコンサルに転職したのですが、振り返ってみてコンサルに転職して良かったなあと思うところを今回は挙げていきたいと思います。

 なお、当然ながら転職に限らず、人生のあらゆる選択は何かを犠牲にして何かを得ることです。転職によって全てがバラ色ということは勿論ありませんが、自分が叶えたいことがコンサルになることで叶えられるのか、悩んでいる方の参考に少しでもなれば幸いです。

色々な経験ができる、早くスキルアップできる

 これ、よく言われていることだと思うんですけど、本当にその通りです。コンサルではプロジェクトが変われば別の仕事をしていると言ってもいいぐらい仕事内容に幅がありますし、事業会社みたいに同じ業務を何年も延々とするということはありません。

 また、1つの仕事ができるようになったら、すぐに1段階上の仕事を任されます。例えば、それまで資料作成がメインだったとしたら、次はクライアントとの折衝を任されたり、あるいはそれまで1つ1つのタスクの遂行がメインだったとしたら、次はマネージャの役割を任されます。

 特にマネージメント経験を早期に積めることは、仕事の幅の意味でも、人材市場での価値という意味でも大きいと思います。例えば、勉三のいたような旧来型の日本企業だと、30代で課長になるのはレアケース。40代半ばで運がよければ課長になれるかもねという感じかと思います。もちろん、いわゆるラインマネージャーではない「名前だけの管理職」は殆どの人がなれますが、本当の意味で管理職やマネージャーとは言えないでしょう。

 コンサルなら実力があれば20代でもマネージャーは珍しくありません。殆どの人は30代までにマネジャーになるか、もしくは去っていく世界。また、これは入ってから分かったのですが、実際にはマネージャーになる前のコンサルタントやシニアアソシエイトと呼ばれる職位の段階から、マネージャー的役割を任されることが多いです。職位がマネージャーになって初めてマネジメントをするということは、まずないでしょう。

 もともとマネジメントなんて、実力があれば20代だろうとできるものですし、やるべきものだと勉三は思っています。内資にいると40代で就くので何か物凄く偉い職務のように錯覚してしまいますが、ベンチャーなんかだと20代で課長はおろか部長や役員クラスだっているぐらいです。

キャリアの選択肢が豊富

 比較的早期にマネジメントの経験が積めることとも関係しますが、コンサル経験者は基本的に転職市場では強く、選択肢も豊富です。勉三の周りでも事業会社の経営企画部などに転職した人、起業した人、他のコンサルに移った人などなど多彩です。本当にキャリアは十人十色という感じです。

 これはマネジメント経験以外にも、コンサル出身者は比較的ハードワークに慣れているであろうこと、優秀な人が多く外れが少ないこと、ビジネスの1つの側面だけでなく例えば営業、サプライチェーン、PLなど様々な側面のプロジェクトを経験していることなどが理由として挙げられるでしょう。

 一方、1つの会社でずっと勤務している場合、それもマネジメント経験を積んでいない場合は、30代後半頃から転職市場での需要はがくっと下がっていきます。中途採用に積極的なコンサル業界でも、業界未経験の中途採用の上限は35前後かと思います。

 このように、未来に対して極力オプションを広く持っておくことができる、という点がコンサルの1つの魅力ではあるかと思います。自分が本当にやりたいことがまだ見えていない、1つのことだけではなく色々なことをやりたいという人にはいいと思います。悪く言えば腰を据えられない人とも言いますが…

自分が「何を嬉しいと思うのか」を実感できる

 アンパンマンのマーチに「何のために生まれて、何をして喜ぶ」という一節がありますが、まさにそれです。人間誰しも、自分の好きな事、喜ぶこと、嬉しいと思う事ってあると思うんですよ(参考:過去記事「人生に悩んだらアンパンマンのマーチを聞け」)。

 ただ、毎日同じ業務ばかりしていると案外気づきにくいものです。例えば、勉三自身の体験でいえば、勉三は仕事でもプライベートでも色々なところに出かけるのが好きです。自分の行った事が無いところに行くのが大好き。転職活動をしていたとき、当然面接などで行ったことが無い街やビルに行くわけですが、それがとてつもなく楽しいことに気づきました。こういったことは普段の仕事をしていると中々気づけないと思います。特に外出や出張の少ない仕事であれば尚更でしょう。

 上でも書きましたが、コンサルの仕事は1つ1つのプロジェクトのスパンが短く、プロジェクトが変われば仕事内容はガラリと変わりますし、同じプロジェクトでも中で求められる役割は刻一刻変化していきます。とにかく変化の速い業界です。なので、事業会社にいるより圧倒的に色んな体験ができるんですね。ベンチャーでない伝統型の事業会社の3〜5年分ぐらいの経験を、コンサル業界では1年で積むことができるといっても過言ではありません。

 この「色んな体験ができる」というところが実は大事で、その中で「私はこういう事をやっているときが幸せに感じるんだなあ」とか「私はこういう事は嫌いなんだなあ」と言うのが明確に分かるようになります。これって非常に大事なことで、自分が最終的にどういうことをしていたいのかの1つの指針にもなりえることだと思います。コンサルにいるとそれに通常より早く明確に気づけるようになることも、コンサルになって良かったことの1つですね。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。コンサルになって良かったと感じることは他にもいろいろとあるのですが、既にだいぶ長くなってしまったので今回はこの辺りにしておきます。また機会があれば続きを書きたいと思います。

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posted by 勉三 at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職
2019年02月16日

仕事で使える英語表現(10):streamline(簡素化、効率化、一本化する)

streamline(簡素化、効率化、一本化する)

 ども勉三です。「仕事で使える英語表現」の第10回目。今回は streamline という動詞について解説します。

効率化する、一本化すると言いたい時になかなか訳語がでてこない

 みなさん普段働いている時、日本語で「業務プロセスを効率化する」あるいは「窓口を一本化する」といった表現を使うことは結構多いのではないでしょうか。しかし、これを英語で言えと言われたら意外と難しいものです。

 効率化するなら "make the process more efficient" などでも表現可能です。ただ、「窓口を一本化する」となると、なかなかいい表現が出てこず沈黙になってしまうのではないでしょうか?

 そんな時に知っていると便利なのが今回紹介する streamline という動詞。まずは用例を見てみましょう。

There are several process flows which are difficult for our staff to understand.

業務フローが何パターンかに分かれていて、従業員にとって理解しづらいものになっているわ。

I agree. Let's discuss how to streamline those flows.

同意だね。業務フローを一本化して効率よくするための方法を議論しようじゃないか。

 このように、何か非効率なプロセスを効率化する際にビジネスシーンでよく使われます。

「合理化する」より「一本化する」で覚えたほうがいい

 この streamline という動詞、ネットで調べてみると「合理化する」という訳語が多くヒットします。もちろん間違っていないですが、あまり日常のビジネスシーンで日本語で合理化するという表現は使わないのではないでしょうか?

 それより、「一本化する」や「効率化する」などで覚えておいた方が、日常のビジネスシーンでよく出てくるので、すっと英語に訳しやすくなるのでお薦めです。

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posted by 勉三 at 22:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
2019年02月12日

AI/機械学習講座(4):venv で Python 仮想環境を構築しよう

venv で実際に Python 仮想環境を構築してみよう

手順は全然難しくない!

 ども勉三です。「AI/機械学習講座」の第4回目。今回はいよいよ venv で Python 仮想環境を構築していきます。

 仮想環境の構築と聞くとすごく難しく感じるかもしれませんが、非常に簡単です。むしろ難しいのは、沢山ある仮想環境のモジュールやパッケージからどれを使えばいいかを選択するところです。このシリーズをご覧の皆さんは、既に「venv を使う」という答えが最初から分かっているので、その部分は既にクリアしていますのでご安心ください。

 勉三は最初どのパッケージを使っていいかわからず、ネットで調べても片手で収まりきらないほど色々なパッケージ名が出てくるので戸惑った覚えがあります。皆様はそんな時間の浪費をなさらぬよう。

まずは下準備

 では実際にやってみましょう。まず Linux のターミナルを起動して、以下のコマンドを1行ずつ順番に打ち込んで実行してみてください。

まずは下準備として練習用ディレクトリを作ります

~$ cd ~
~$ mkdir PythonPractice
~$ cd PythonPractice
~/PythonPractice$(入力待ち)

 Linux に慣れている人であれば簡単かもしれませんが、初心者の方のために詳しく各ステップを解説していきます。知ってるよという方は適宜読み飛ばして頂ければと思います。

 まず1行目では、cd というコマンドでカレントディレクトリ(現在のディレクトリ)を、ログインユーザのホームディレクトリに移動しています(ちなみに Linux ではフォルダのことをディレクトリと呼びます)。Linux では チルダ ~ でログインユーザのホームディレクトリのパスを表します。ホームディレクトリは、Windows でもユーザごとに作られるフォルダがあるので詳しく説明しなくても分かるかと思いますが、各ユーザごとに自動的に作られるディレクトリですね。

 実はこのコマンド、上の例であれば必要ありません。何故なら、$マークの前にカレントディレクトリが表示されており、それが最初から ~ になっている、つまり最初からカレントディレクトリがホームディレクトリだからです。通常、ターミナルを起動するとカレントディレクトリはホームディレクトリに設定されています。ただし、上の例では説明のためと、万が一カレントディレクトリが別の場所に設定されていた場合を想定して、敢えて cd コマンドでの操作を記載しています。

 Linux では常に今どこのディレクトリで操作しているのかを意識することが非常に大事ですので、この例に限らず、何かコマンドを実行しようとする際は常にカレントディレクトリはどこになっているかを意識するようにしましょう。コマンドで pwd と叩いて確認することも可能です(pwd = present working directory の略)。

 次に、2行目では mkdir コマンドを使って PythonPractice という名前の新しいディレクトリを作成しています。この時、パスを指定せず名前だけを指定しているので、mkdir はカレントディレクトリに新しいフォルダを作成します。

 3行目では今作った PythonPractice ディレクトリの中に cd で移動しています。このコマンドを実行すると、4行目のように $ マークの前に ~/PythonPractice がカレントディレクトリとして表示されているはずです。

 以後、基本的にこの練習用ディレクトリ内だけで作業していくことにします。そうすることで、他の必要なファイルを消したりするリスクを最小限にすることができます。

プロジェクトディレクトリを作ってみる

 では、次にこの PythonProject という練習用ディレクトリ内に、Project01 というディレクトリを作ってみましょう。Python に限りませんが、1つ1つのプログラムごとに、1つのプロジェクトディレクトリを作り、そこに必要なファイル類を全て格納するのが基本となります。

次にプロジェクトフォルダを作り、その中に移動します

~/PythonPractice$ mkdir Project01
~/PythonPractice$ cd Project01
~/PythonPractice/Project01$(入力待ち)

 先ほどのコードをきちんと理解していれば、このコードもほぼ同じことをしていることに気づくはずです。このように、Windows ではマウスを使ってやっていた作業を、Linux ではコマンドを叩いて行うのが基本となります。もちろん、Ubuntu ではデスクトップ環境も充実しているので、Windows と同様にマウスで同じことをして頂いても構いません。ですがコマンドに慣れていない方は、基本的なファイル操作から少しずつ Linux のコマンド操作に慣れていくことをお薦めします。Linux を自在に使えることもプログラマーのスキルの1つですし、スキルアップだと思って取り組むと良いかと思います。

仮想環境を作る

 ここまで来たら後は簡単。Project01 ディレクトリ内にカレントディレクトリが設定されていることを確認し、次のコマンドを叩いてみましょう。

仮想環境を構築

~/PythonPractice/Project01$ python3 -m venv venv

 はい、これだけの話です。これで仮想環境ができました。ね、簡単でしょう。

 このコマンドの意味を説明しておきましょう。python3 -m venv というのは、python3 に組み込まれている venv モジュールを呼び出すという意味です。2つ目の venv が、その venv モジュールに対してのパラメータで「カレントディレクトリに venv という名前で新たに仮想環境を作ってね」という指示になります。2つ目の venv は別にどんな名前でも良いのですが、venv というフォルダにするのが慣例となっているので特別な理由がない限りは従った方がいいでしょう。

 間違えやすいポイントとしては、python3 と入力すべきところを python と入力してしまうケース。前回も述べましたが、python と python3 は異なるプログラムとして存在するので区別しなければいけません。python の方には venv モジュールは入っていないので、エラーが出るかと思います。

仮想環境のアクティベートとデアクティベート

 このままでは、まだ仮想環境が作られただけで、その中には入っていません。別途、仮想環境内に入る作業が必要ですので必ず忘れないようにしてください。

仮想環境に入る

~/PythonPractice/Project01$ source venv/bin/activate
(venv) ... ~/PythonPractice/Project01$(入力待ち)

 仮想環境に入ったかどうかは、コマンドラインの行頭に表示される (venv) という表示で判別することができます。これが表示されていれば無事に仮想環境が立ち上がったということになります。なお、... の部分はこれまで省略していましたが、通常はログインユーザ名やホスト名が表示されているかと思います。また、$ より前の部分をプロンプトと呼ばれます。

 逆に仮想環境から抜けるには、以下のコマンドを入力します。

仮想環境から抜ける

~/PythonPractice/Project01$ deactivate
... ~/PythonPractice/Project01$(入力待ち)

 すると、(venv) という表示が消えたのが確認できるかと思います。これで仮想環境から抜けたことになります。

まとめ&次回予告

 いかがでしたでしょうか。今回は venv で仮想環境を構築し、実際に仮想環境に入り(アクティベート)、抜ける(デアクティベート)ところまでを学習しました。次回は、仮想環境内にパッケージをインストールしていくところを解説したいと思います。

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posted by 勉三 at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT