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MoneyScript

2020年08月21日

給料と年収の関係講座(1): 同じ時給換算でも月給制と時給制で年収は大きく異なる

給与から年収はどのように決まるか? 意外と知られていないので解説

 ども勉三です。給与の決まり方ってほんと分かりにくいですよね。募集要項などをみても初任給ぐらいしか書かれていなかったり、中途採用のケースだと「300万〜1500万」とか幅広すぎだろってつっこみたくなります。実際、自分の会社の給与支給規則などを読んでみても、色々とタブーなことが多いのか非常に回りくどく書かれていて、解読が困難です。自分の勤め先ですらそうなのですから、まだ働いてもない会社の給与なんて完全に霧に包まれた情報ですし、ましてや一度も正社員として働いたことのない学生の方には「で、その初任給で年収いくらになるのよ?」と疑問に思うことでしょう。

 そこで本シリーズは、いわゆる一般的な勤め人の給料がどのように決まるのかを、各要素ごとに分解し、社会人経験のない方でもわかるように説明したいと思います。

時給労働者と月給労働者の大きな違い

 日本では正規雇用にある勤め人の多くは、月給制で給与を支給されているかと思います。これは月の基本給が決まっており、その月に何日働いたかを問わず、ほぼ決まった額の給料が支給されるということです。

 一方で、アルバイトやパートタイムでは時給制が多いかと思います。こちらの方が、学生の方にはアルバイトの経験などで馴染み深いかと思います。1時間あたりの給料が決まっており、何時間働いたかでその月の給料が決まるわけですね。

 時給制と月給制で大きく差が出るのは、月給制だとゴールデンウィークや年末年始のような休日が多い期間であっても、給与が変わらないという点です(後述しますが厳密には残業代には影響する可能性があります)。時給だと休日数にモロに影響を受けることになります。

 もう1つ大きな違いは、時給制は「時給×労働時間(時間)」で年収になりますが、月給制は「基本給×12か月」がそのまま年収になるわけではないということです。特に、内資の優良大手企業の正社員だと、基本給の20〜25倍が年収ということも珍しくありません。例えば、基本給が24万であれば、年収は480〜600万円ぐらいにはなります。

 基本給24万円/月ということは、時給換算すると、1日8時間、月に平均20日働くとして、24万円÷(8×20)=1500円/時ということです。時給1500円のアルバイトを、1日8時間、月20日で1年間働いたとしても、24万円×12=288万円にしかなりません。そう考えると、いかに大きな違いかお分かりいただけるかと思います。

正社員といっても大企業か中小企業かで全然違う

 とはいえ、これは優良大手企業のお話です。正社員ならどこでもそうだという訳ではありません。優良大手と中小企業で差がつく大きな要因は、もちろん元々の基本給自体の差もありますが、ボーナスです。

 内資の優良大手だと、たいていボーナスが年間に6か月程度支給されます(業界や会社により±2ヶ月程度の幅がある)。これは基本給の6ヶ月分が夏と冬の2回に分けて支給されるということです(1回あたりは3ヶ月分)。したがって、基本給が24万円であれば、6〜7月に24×3=72万円、さらに12月にも同じだけ支給されるということです。

 世間では、勤め人を「正社員」だとか「社会人」だとかで一括りにしますが、このボーナスは本当に企業規模や業界で大きくことなります。ですので、大企業では当たり前の年間賞与6ヶ月というのは、中小企業に勤めている多くの人からしたら「信じられない」ことなのです。中小企業だとボーナスは無かったり年間で1〜2ヶ月だけということも珍しくはありません。

 このボーナスについては、それだけで1回分の記事が書けるほど奥が深いですので、「一年目はボーナスは低くなる」「ボーナスの変動要因」「年収が高くてもボーナスが低い仕事もある」「同じ年収ならボーナスは低いほうがいい」「外資と内資のボーナスの違い」などについて次回解説したいと思います。

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posted by 勉三 at 02:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・キャリア
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