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2020年04月25日

外資系コンサルに求められる英語力とは?

コンサルに求められる英語力

 ども勉三です。外資系コンサルタントへの転職を考えられている方に多い疑問が、「英語力はどの程度必要なんだろう?」というもの。不安に思われている方も多いのではないかと思います。今回は勉三が、外資系コンサルに求められる英語力について解説していきます。

英語力は Must-have ではないが、かなり強めの Nice-to-have である

 まず大前提ですが、外資系といえども英語が絶対必須というわけではありません。特にジュニア(マネージャー未満)のうちは、英語ができないと英語を使わないプロジェクトにアサインされるのが基本です。肌感覚では戦略系でも5割ぐらいのプロジェクトは完全にドメスティック案件、すなわち日本企業の日本人相手に日本語でデリバーするものなので、それだけでも食っていくことはできます。

 ただし、戦略系であれば Must-have ではないものの、かなり強めの Nice-to-have ではある点には注意して頂ければと思います。英語ができないということはそれだけ選択肢も機会も減ることを意味します。それを補う他社に負けない強みがないと生き残ることは難しくなります。

 また、職位が上がるごとに求められる英語力はどんどん上がっていきますし、成果評価の際も英語力はチェックされるので、ずっと英語ができないままというのは許されません。特にパートナークラスでは英語ができない人というのは見たことがありません。

 ただし、上の話は主にコンサルでもマッキンゼーやボスコンなどの戦略系の話であり、IT系や業務系のコンサルでは求められる英語力はだいぶ下がると思ってください。これは、逆に英語ができると非常に希少価値が高くなるということでもあります。。

英語力にはいくつかレベルがある

 次に覚えておいてほしいのは、英語力は「できる」「できない」の2段階ではなく、もう少し細かいレベルで判断されるということです。ここでは仮に5段階に分けて説明しましょう。

 一番下のレベル1は全く英語ができない人です。流石に読むことすら全くできない人はいないと思いますが、スピードが遅く、会話は厳しいというレベルを思い描いて頂ければと思います。今の若い日本人に一番多いレベルだと思ってください。TOEICでいうと600以下ぐらいでしょうか。

 その上のレベル2は、ある程度英会話はでき、1対1であればネイティブとも話はできるものの、多数が参加する英語での会議の議事録をとったりするのは難しいというレベルです。TOEICでいうと600〜900ぐらいのレンジですね。ただ、900以上であっても英語でのビジネス経験が無いと、慣れるまではこのレベルになるかと思います。日本の中では「英語ができる人」ですが、英語だけで仕事をするにはまだまだ厳しいレベルです。

 レベル3は、自分の知っているトピックであれば、複数の参加する会議でのディスカッションについていくことができ、議事録もある程度は書けるというレベルです。ここまで来ると日本人の中では100人に1人以下のレベルです。ただし、あまり詳しくない話題であったり、ネイティブ同士の会話にはついていくことはまだまだ難しいレベルです。

 レベル4は、ネイティブと同等とまではいかないものの、周り全部がネイティブという中でもリーダーシップを発揮して仕事を進めていくことができるレベルです。ここまでできればノンネイティブとしては到達点ですし、海外でも働くことが可能になるでしょう。

 レベル5は、ネイティブレベル。もちろんネイティブといっても言語力には大きな差があるのは、我々の国語力で考えてみても当然ではありますが、ひとまずここでは考えないものとします。ノンネイティブとしてはこのレベルに達することは少ないでしょう。幼少期を海外で過ごした帰国子女などでないと日本人には到達が難しいレベルかと思います。

英語力に応じたアサインメントがなされる

 以上のようなレベル感でスタッフを分類したうえで、アサインメントの際には「このプロジェクトはレベル3ぐらいは必要だから、A君には厳しいな。B君をアサインしよう」といった議論が、マネージャー以上でなされるわけです。

 例えば、海外へのインタビューが多少ある程度のプロジェクトであればレベル2以上ぐらいが基準になるでしょう。一方で、いわゆるグローバルプロジェクトで完全に英語で進行するようなパターンであれば、レベル3以上になると思います。これはレベル3であれば十分というわけではなく、レベル3の人であれば経験を積むことでレベル4に近づいていくという期待値も含めての話になります。

 石を投げれば名門高校・大学の出身者や帰国子女に当たるぐらい、優秀な人ばかりの戦略系コンサルであっても、レベル3以上はそこまで多くありません。30%〜50%ぐらいしかいないのではないでしょうか。また、アサインメントは英語力だけでなく、その人の基礎的なパフォーマンスや、得意な業界・分野などを加味して総合的に判断されます。従って、「自動車業界に詳しくて、パフォーマンスに問題がなく、レベル3以上の英語力の人をアサインしたい」となると、かなり候補は限られてくることになります。その時点でアベイラブルな人という条件も加えるとファームの中でも1名から数名レベルになるでしょう。

 したがって、英語が苦手でレベル2以下の人は、レベル3以上の英語力を目指してみることをお薦めします。それだけでアップオアアウトの戦略コンサルの中で生き残れる確率は大きく上がります(もちろんそれだけでもダメですが)。

英語力を伸ばす最善の方法は英語を使うプロジェクトにアサインされること

 もう1つ最後に伝えたいのは、グローバルプロジェクトにアサインされること自体が、大きな成長機会であるということです。一日中英語で仕事をするわけですから、その効果は自習や英会話教室とは比べ物になりません。

 このような境遇に身をおくためには通常は留学や赴任が必要なわけですから、日本にいながらにして英語を1日中使わないといけないというのは、相当恵まれているかと思います。

 上でも書きましたが、高い英語力の要求されるグローバルプロジェクトにアサインされるためには、英語力が必要になります。そして英語力がある人が、グローバルプロジェクトにアサインされ、ますます英語力が高くなると言う循環が存在します。逆にいえば、英語ができない人はずっとそのままで、増々差が開いていくということです。

 したがって、英語案件に少しでもアサインされるために、まずはTOEIC900を最低限の目標として頑張ってみることをお薦めします。900は高い目標ではなく「最低限」の目標です。

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posted by 勉三 at 23:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職
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