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2020年01月08日

日本人は中国人を見習うべき!?キャリア観に見る日中格差

 ども勉三です。日本人のキャリア観が草食化したと言われて久しいです。出世もしたくないし、高い給料も要らない。代わりに少しでも楽な仕事がいい。一昔前は「24時間働けますか?」と言っていたのが隔世の感があります。

 最近は日本社会にも中国出身者が増え、職場で彼らと一緒に働いているという人も少なくないはず。勉三も中国出身者と一緒に働くことが何度かあったのですが、彼らの野心的なキャリア観をもう少し日本人は見習ってもいいのではと感じています。さて、今回はキャリアに対する価値観を日中で比較してみたいと思います。

より高い収入を目指す中国人 vs 無難に勤め上げることを目指す日本人

 中国人は就職先を安住の場とは考えておらず、よりよい待遇の職場があれば移っていくための一時的な場と考えているようです。

 一方で日本人は就職してしまうと、特段の理由がない限りはそこでずっと働き続けようとする傾向にあります。日本人が新卒で就職すると、最初のうちは多少やる気を見せますが、2〜3年もすると多くの人はスキルアップよりも、結婚あるいは家や車の購入のことを考えるようになります。そして次第にそれらを守るために仕事をするように主従逆転し、いかに波風立てずに長く働けるかばかりを気にするようになります。

 もちろん、日本人だって転職は珍しくなくなりました。しかし、日本人の転職理由は人間関係、リストラ、配偶者の異動などが主な目的で、収入を上げるために能動的に転職という人は少ないようです。収入よりも仕事のやりがいだとかを求める人が多い。その点で、口を開けば待遇を理由に挙げる中国人とは大きな差を感じます。

スキルアップを欠かさない中国人 vs 仕事で求められていることしか勉強しない日本人

 転職を常に考えている中国人にとって、スキルアップは欠かせないものです。中国人と話をしているととにかく勉強熱心な人が多い。知らない分野について「良い本はないか?」と中国人から聞かれたことが何度もあります。

 一方で日本人は自分の仕事で求められていることは勉強するのですが、それ以外はあまり勉強しません。こう言うと「日本人だって仕事に関係のないプログラミングや会計などを勉強している人は多いだろ」と反論されるかもしれません。もちろん、そのことは勉三も知っています。そういう意味でなら勉強熱心な日本人は多いです。

 しかしながら、過去の記事でも繰り返し述べていますが、「スキルは経歴として具現化させないと意味がない」のです。プログラミングや会計を勉強したとしても、それを仕事でしていたと言えるような経歴がないと価値が薄いのです。

 例えば、私は最初の仕事が研究職でしたが、研究職がいくら「私は専門分野の勉強だけでなく、会計や財務についても自主的に本を買って勉強していました」と主張しても、転職市場では付加価値にならないでしょう。その後、コンサルに転職したのですが、コンサルであれば「日常的にPLをいかに改善するかという観点からクライアントの問題解決に取り組んでおり、M&A案件では財務諸表をモデリングしガリガリ回す経験も何度か経験している」とアピールできるわけです。研究職は会計に弱い(使わない)、コンサルは会計の知識もあるというのはレッテルで、実際にはそうでないケースもあるかもしれませんが、人は肩書で判断するものです。

 なので、勉強したことは経歴(転職でなくとも異動でも経歴になります)で具現化し、きちんとそのスキルの裏付けができないと対外的は意味がないのです。中国人はそこまで考えています。日本人はせっかく勉強しても、異動や転職をせず自己満足で終わっている人が多いです。もちろん、異動・転職だけでなく検定やテストを受けて履歴書に書くという手段もありますが、実務経験がないと厳しい。

ゆくゆくは独立を狙っている中国人 vs 独立など夢にも考えない日本人

 そしてこれが最も大きな違いかもしれませんが、中国人は雇われではなく最終的には独立し一国一城の主になることを夢見ています。一方で日本人はどうでしょうか。起業というと、まず真っ先に失敗の事ばかりが頭に浮かび、否定から入ってしまうのではないでしょうか。

 確かに最終的に起業まで到達する中国人は必ずしも多くないかもしれません。しかし、それでもいいのです。何故なら、独立を考えながら仕事をすることは、雇われている間にもプラスに働くからです。

 よく日本の企業で「経営者目線をもて」とか口うるさく言われますが、独立を考えながら仕事をしていると自然と経営者目線になります。そして仕事に対するオーナーシップも身につき、より深く仕事のことを考えるようになります。

最後に

 いかがでしたでしょうか。今回は日本人と中国人のキャリア観を比較してみました。こうしてみると、ずいぶんと日本人は草食化というか牙を抜かれてしまっているなあと感じます。

 しかしながら、日本だってかつては豊田佐吉、本田宗一郎、松下幸之助のような野心溢れる若者たちがいたわけです。丁稚で終わらず必ず暖簾分けして身を起こすんだという起業家スピリッツに溢れていました。それが社会が豊かになると完全に向上心が無くなってしまったのです。

 中国人みたいになれとは言わないまでにしても、昔の日本のハングリー精神を思い出しても良いのではないでしょうか?

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posted by 勉三 at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事・キャリア
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