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2019年09月08日

理系は地方から出てもっと社会の変化に目を向けるべき

理系は地方から出てもっと社会の変化を意識すべき

 ども勉三です。勉三はコンサルになる前は大手メーカーの研究職だったのですが、今から振り返って考えると、考えが古いというか保守的な人が多いような気がしました。すなわち、早めに結婚して、家や車を買い、1つの会社で定年まで勤め上げる(実態は別として、少なくとも同じ会社で働き続けるという言う前提で生きている)という価値観です。

理系研究職には東京出身者が非常に少ない

 それと出身地で見ると、東京都出身の人は殆どいなかったと思います。人口に比して地方出身者が多い。いわば田舎の出身者がかなり多いという傾向がありました。これは偶然ではなく因果関係で説明できます。すなわち、理系研究職は親も理系であることが多いのですが、理系は人口比以上に地方に偏っています。

 これは国公立大学の分布などを見れば一目瞭然でしょう。国公立大学は戦前の人口分布に基づいて設置されており、基本的には古い大学ほど名門であり、その序列に下剋上は起きにくい業界です。とりわけ理系分野には施設面で巨額の投資が必要で、それができるのは国公立大学が中心になります。

 また、メーカーでも研究所は多くが地方や、関東でも郊外に設置されているため、必然的にそこに家庭を築く理系家庭は、出身が東京以外になりやすいのです。

地方で生まれる→理系を目指す→地方に留まる のループ構造

 この理系の出身地の地理的偏りが、冒頭で述べた理系の古い価値観へとつながっているのではと勉三は考えています。東京でそこそこいい家庭に生まれたり名門と呼ばれる中学校などに進学すると、周りに外資系企業やベンチャー起業する人がいることは珍しくなく、学歴においても海外大進学という選択肢は普通のものとして存在します(親の都合で海外に引っ越すことも多いので)。そういう環境で育つと、そういった仕事に就こうとする人も増えるでしょう。

 一方で、地方ではどうしても周りに外資金融やコンサルなんかに勤めている人がいませんし、ベンチャーなんてどこの世界なのという感じです。海外進学する人も少ないでしょう。結果、どうしてもキャリアの頂点は医学部進学になり、そうでなければ理系に進んでメーカーなど大手大企業に就職、あるいは大学で研究者を目指すというのが「堅い生き方である」と考えられるようになります。

地方は東京より10年以上遅れている

 考えが古いこと自体は必ずしも悪くはないのですが、ただ「遅れている」ことは自覚が必要だと思います。今の女性の社会進出やキャリアの多様化なども、アメリカに比べると東京でも30年以上は遅れていると思います。ちょうどアメリカで1970年頃に浸透してきた価値観が、ようやく2000年代になって東京に浸透しはじめ、そこから大阪や他の大都市に浸透し始めたのが2010年ごろ。さらに他の地方に浸透するのはこれからでしょう。

 何が言いたいかというと、価値観はどんどん変わるし、地方の価値観の変化は必ず東京の後追いをするということです。地方にいて地方の価値観に馴染んでいる理系は、まず自分たちが遅れていることを自覚し、意識的にキャッチアップしないと時代に取り残されることになります。

 よく理系は社会に目を向けろと言われますが、地方にいては社会の変化はなかなか感じられないと思います。東京ですら世界で見れば隔離された僻地もいい所ですからね。

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posted by 勉三 at 06:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 理系
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