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2019年04月27日

コンサルに転職するにあたって意外と大事な入社月

コンサル転職時の入社月の問題

 ども勉三です。さてゴールデンウィークになりましたね。10連休を堪能される方もいれば、仕事が入ってしまったという方まで悲喜交々だと思いますがいかがでしょうか。

 今回は、コンサル転職と入社月について取り上げたいと思います。巷にコンサルへの転職に関する情報は溢れているものの、意外と転職時の入社月の重要性についての情報はあまりありません。ですが入社月はみなさんの人生を左右しかねないぐらい大きな意味を持ちます。その理由を解説していきます。

コンサル業界は昇進がスピーディーでその分シビアに評価される

 いわゆる伝統的な日本企業でもそうだと思いますが、年に1回か2回はパフォーマンスを評価される機会があるかと思います。これは外資のコンサル業界でも同様なのですが、コンサル業界は他の業界と比べて昇進の速度感が非常に速いです。内資だと新卒で入って管理職(注:部下のいない肩書だけの管理職は除く)になる頃には40代だということも普通ですが、コンサル業界では学部卒で新卒入社しても通常6〜8年後には管理職(マネージャー)になります。いや、というかなることを求められます。

 皆さんもコンサル業界の知識として、アナリスト→コンサルタント→マネージャー といった職階の区分をご覧になったことはあるかと思います。アナリストやコンサルタントの職階の呼び方は各社異なりますが、マネージャーの下に2階層あるのは多くのファームで共通しているかと思います。

 この大きな職階の区分の中に、殆どのファームではさらに3〜4段階の小区分が存在します。例えば、アナリストの1〜4だとか、コンサルタントの1〜3だとか、そういった具合です。新卒入社時はアナリストの1からスタートし、1年ごとに2,3,4と上がっていき、その次はコンサルタントの1になるといった具合にです。

 この小区分は基本的によほどのことがない限り自動的に上がっていきます。いや、むしろ「留まることを許されない」と言った方がいいかもしれません。給料も微増しますが、むしろ「このポジションだからこれぐらいはできて当然だよね」という期待値と考えたほうがいいかもしれません。そして、1から2、2から3と言った具合に、アナリストやコンサルタントの大きな職階の中で上がる分にはそれほど難しくはありません。

 ところが問題はアナリストからコンサルタント、あるいはコンサルタントからマネージャーという大きな職階をまたいで昇進する時です。この時の審査は厳しく、内資のように一定年数経ったからといった理由では絶対に昇進できません。マネージャーとして求められるスキルを身につけていなければ昇進できないのです。また、昇進できない場合もそのまま元のポジションに留まることは許されません。これが Up or Out と呼ばれる所以です。まあ、Up or Out は戦略系ファームぐらいですし、コンサル業界全体がそこまで厳しいとは言いませんし、戦略ファームでも猶予が許されるケースもありますが、基本的にはずっと同じ職位で何年も留まることは認められないと考えてください。

入社月が重要になる理由

このように、アナリストやコンサルタントの一番下の小職階で入社した場合、次の大職階(アナリストであればコンサルタント、コンサルタントであればマネージャー)に上がるまで3〜4年程度の猶予しかないということになります。言い方を変えれば、それまでに次の大職階に求められるスキルや実績を身につけないと、ファームを去らざるをえない可能性が非常に高いということです。

 ここで馬鹿にできない意味合いを持ってくるのが入社月です。例えば、毎年の評価が3月末にあったとしましょう。4月入社であれば次の3月末まで1年あるわけですから、最初の評価まで1年の猶予があることになります。ところが、例えば中途で12月に入社したとすると3月末の評価まで4か月しかありません。入社して4か月目には厳しくパフォーマンスを評価されるわけです。

 この違いは結構大きいです。中途で入った場合にすぐにプロジェクトにアサインされるとは限りませんし、入社4か月目程度だとまだほとんどプロジェクトを経験していないということもありえます。その場合にも稼働率で評価されてしまうと、非常に悪いパフォーマンスだねということになりかねません。

 ちなみに、このケースであれば一番得するのは、実は4月入社ではなく1〜3月入社だったりします。というのも、3か月未満は短すぎるので評価対象外とするといったルールがあることが多いためです。つまり、1月入社であれば次の評価まで15か月程度は稼げることになります。その分、今の職階で留まれる猶予期間が長くなります。これと一番損をする12月入社を比べてみると、たったの1か月の違いで、次の職階までの猶予期間が1年も差がつくということがお判りいただけるかと思います。

迷ったら4月入社か10月入社

 この辺の評価のタイミングは実際に入社してみないと分からないことも多いと思います。ですが、一般論でいえば迷ったら4月入社か10月入社が無難かと思います。コンサルファームがいくら中途採用が多いといっても、新卒が入ってくるのは4月と10月のタイミングです(10月が多いのは海外大卒業者なども多いため)。

 このタイミングで入社して損になることは無いと思います。人事制度はこのタイミングをもとに設計されているので。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。今回は、コンサルへの転職時はたった1か月の入社月の違いで人生も左右されかねないというお話でした。できるだけ次の職位への猶予期間があったほうがいいので、転職時には入社月についてもご注意ください。コンサル業界は基本的に入社月は転職者の希望を反映してくれると思うので、あまり焦らずタイミングのいい月に入社されることをおすすめします。

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posted by 勉三 at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職
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