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2019年01月08日

囲碁と将棋に見る性差:戦略脳と戦術能の違い

 ども勉三です。囲碁界で小学4年生の仲邑菫(なかむらすみれ)さんが史上最年少のプロ棋士となり、日本最強の井山裕太五冠と引き分けたというのが話題になっています(「囲碁の天才少女、10歳で最年少プロに。名人も手腕評価」)。将棋の藤井聡太氏もそうですが、天才の登場は俄然その競技を盛り上げますよね。みんなそれだけスターの登場に飢えているのかもしれません。

 ところで、しばしば話題になるのが、こうしたボードゲームに見られる男女差。将棋などは特に顕著で今のところプロ棋士として合格した女性は一人もいません(ここでのプロ棋士はいわゆる女流棋士を含まないものです)。一方、囲碁でも男性が圧倒的に多いですが、女性の棋士もいらっしゃいます。

 なお、将棋で女流棋士というと通常のプロとは別枠で採用され、単なる女性棋士という意味ではなく特別な枠のことを指しますが、囲碁で女流棋士というと女性の棋士のことで、この辺の呼称にも違いがあるようです。勉三も調べていて勉強になりました。

 ただ、性差に関しては「将棋は男性のものという風潮が強かったので、興味を持つ女性が絶対数として少なかったためであり、能力に性差はない」と主張する人もいます。これについて勉三の考えを書いていきます。

脳も身体の一部。体を動かすスポーツと同様に能力の性差はある

 勉三の見解は、将棋や囲碁は脳を使うスポーツ。使う部分が違うだけで、他のスポーツと基本的には同じと考えます。ですので、身体能力に男女差があるように、脳にも男女差があると考えるのはごく自然ではないでしょうか。

 これは男性の方が優れているという意味ではありません。例えば、腕力でいえば男性の方が強いですが、柔軟性などは女性の方が優れていることが多いでしょう。性別による向き不向きもあるということです。

 そう考えると、将棋のように同じ土俵で戦って、女性が男性と肩をならべてプロになるのは難しい競技があるというのもそう不思議なことではありません。例えばプロ野球なんかは、男女混同にしたら女性はプロになれないでしょう。

将棋と囲碁で男女比が違うのは何故か?

 ここで新たな疑問として「ボードゲームでも性差があるのは分かったが、なぜ将棋と囲碁とでそこまでプロレベルの男女比が違うのか」という問題が生じます。これについては、もちろん伝統的に将棋はどちらかといえば男性が中心の庶民的なゲームであったという事情も寄与はしているでしょうけど、どちらかといえば二次的な要素だと思います。例えば、研究や文学だって最初は男がするもので、女性がしていたら眉をひそめられる時代もあったでしょう。しかし、元々の能力に絶対的な性差がなければ、必ずトップクラスになる女性は出てくるものです。

 勉三が考えているのは、将棋と囲碁のゲーム性の違いです。将棋は戦術的、囲碁は戦略的要素が強いと考えます。戦術的要素というのは、要は将棋で言えば詰将棋の能力などが代表例です。確実に頭の中で駒を何回も動かして理詰めで推論する力のことです。これは男性の方が圧倒的に強いのではと思います。

 一方で、戦略的要素というのは、将棋で言えば全体を見据えた駒組だとか、囲碁で言えば細かい地ではなく全体の勢力や布石など、理詰めというよりは全体の俯瞰力や直感に支えられている部分ですね。こちらも傾向としては男性の方が強いのだとは思いますが、戦術的要素ほどは男女差は無いと思います。

 同じボードゲームでもこの性質の違いが、プロクラスの男女比になって表れているのではと、仮説レベルですが勉三は考えています。

 なお、将棋の親戚に見えるチェスでも、男女差は将棋ほどではなく、女性のグランドマスターもいますし、女性の愛好者も多いのです。これも「戦術的要素」vs「戦略的要素」のフレームワークで考えることができるでしょう。チェスは中盤以降駒が少なくなり、必然手の連続による即積みというのが少なくなってくるので、より戦略的要素の強いゲームだと思います。この点、むしろチェスは将棋より囲碁に性格の近いゲームなのかもしれません。

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posted by 勉三 at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事
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