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2018年12月15日

仕事で使える英語表現(8):push back(延期する/抵抗する)

 ども勉三です。「仕事で使える英語表現」の第8回目。今回は push back という句動詞についてです。

 句動詞(phrasal verb)という用語は、あまり聞きなれない方もいるかもしれないので解説しておきましょう。come up with だとか take off だとか、英語には「動詞+副詞/前置詞」の組み合わせで特別な意味で使われる熟語表現が多数存在します。これらを句動詞と呼びます。句動詞と言う用語は知らなくとも、皆さんも中学校や高校でこういった熟語を暗記した経験はあるのではないでしょうか?

 句動詞が難しいのはイディオマティックであるという点です。これは、句動詞を構成する個々の動詞や副詞/前置詞の意味は難しくないものの、それらが合わさったときに特別な意味を持つということです。今回紹介する push back もその典型例。push も back も誰でも知っている単語だと思いますが、これらを合わせた push back の使い方には慣れが必要です。

延期する

 ビジネスで非常によく使われるのは、「延期する」という意味での push back。例を見てみましょう。

Hi, Mike. I'm sorry, but I have another call from 2 pm.

マイク、すまないが午後2時から別の予定が入ってしまった。

No problem. Let's push back the scheduled meeting 2 hours.

問題ありません。では予定していた会議は2時間後に延期しましょう。

That works for me. Thank you.

ありがとう。助かるよ。

 「延期する」というと、postpone や put off などを高校時代に暗記した方も多いと思いますが、実際の会話では push back が一番頻度が高いと思います。とはいえ、postpone や put off なども勿論使われます。

 また、ここでの call は前回も出てきた使い方ですね。自信の無い方は前回の解説をもう一度確認しておきましょう。

 もう1つ大事な表現としては、"That works for me" というもの。これは提示された日時が問題ないという時によく使われる表現ですので、覚えておくといいでしょう。

 さて、句動詞を覚える上で大事なのは単に丸暗記するだけでなく、言葉のイメージを掴むこと。push back というのは、文字通り「後ろに押す」ですから、日程が後倒しになるイメージですね。このイメージをきちんとつかんでおくことが重要です。

抵抗する

Clients asked us to change the construction plan.

クライアント側が建設計画の変更を要求してきた。

Why now? We just agreed with the current plan. I insist on pushing back their request.

なぜ今になって? 現行案で合意したところじゃないか。きっぱり断るべきだね。

 さて、push back にはもう1つ意味があり、それは「抵抗する」「拒否する」といった意味での用法。こちらもよく使われます。類義語でいうと、oppose や reject になるでしょうか。

 これは日本語でも「押し返す」と表現するので、我々にもイメージが分かりやすいのではないかなと思います。

 ちなみに上の例文の insist on ですが、これも句動詞の一例。insist on -ing で「〜することを要求する、主張する」といった意味になります。

 句動詞は色々なところで使われていますので、今回の記事を機に「動詞+副詞/前置詞」のペアに注意しながら英語に接してみてください。

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posted by 勉三 at 13:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
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