.

2018年11月13日

コンサル就職・転職前に必読の本(1)

 ども勉三です。勉三がよく聞かれる質問が「コンサルに就職(または転職)する前にどういうことを勉強しておけばいいですか?」というもの。今回は、勉三が読んだことのある本の中から、「もっと早めに読んでおくべきだった」「コンサルになる前に読んでおけば…」と感じた本について紹介させて頂きます。

 ちなみに、コンサルに入社が決まっている方で、入社後やっていけるかが不安な方は、ここで挙げられている本は今すぐ発注して読んでおくことを強くお薦めします。なぜなら、コンサルになって真っ先に言われるのが「本を買うのに躊躇するな」ということだからです。コンサルは設備も何もなく人間自体が資本なので、自己投資を惜しんではいけません。

ビジネスフレームワーク図鑑(株式会社アンド 著、翔泳社)

必読度:★★★

 2018年に出たばかりの新しい本なのですが、全コンサル必読とも言うべき本です。この本を最初に書店で見かけた時は「コンサル業界のノウハウ流出もここまで来たか」と危惧さえ感じたのを覚えています。

 というのも、コンサル未経験者が入社して一番困るのは、作れるスライドのレパートリーが少ないということなんです。何かスライドを作ってと指示されても、どういう構成にしたらいいか思い浮かばない。勉三も本当に入社直後はそれに悩みました。それは、どうしても「コンサルの作ったスライド」を見た経験が少ないために引き出しが限られるというのが原因なのですが、この本はその引き出しをレパートリー化して誰でも使える形でまとめてくれているのが画期的。こういう本が勉三がコンサルになった頃にあったら、だいぶ違ってただろうなあと思った一冊です。

外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック(山口 周 著、東洋経済新報社)

必読度:★★★

 コンサルに入って叩き込まれるのがスライド作成。コンサルにとってのパワポ(PowerPoint)は、料理人の包丁のようなもので、使えなきゃ話になりません。

 ところが、単にパワポが使いこなせるだけではだめで、何をメッセージとして伝えたいのかを明確にし、そのメッセージを伝えるためだけにスライドを磨かないといけないわけです。これが難しい。未経験者にありがちなのは、情報を盛り込みすぎてメッセージが曖昧になったりして、上位者からケチョンケチョンに詰められるわけですが…。

 この本はコンサルにとって最低限のスライド作成スキルを、コンパクトにまとめている名著だと思います。これだけで素晴らしいスライドがすぐに作れるかというと、そんなに簡単にはいきませんが、知ってて当たり前のことを知らずに恥をかくということは無くなるのではないかと思います。

コンサル一年目が学ぶこと(大石 哲之 著、ディスカバー・トゥエンティワン)

必読度:★★★

 こちらはスライドワークに限らず、コンサルとして徹底的に叩き込まれることを30項目に分けて解説しています。コンサルになるなら絶対に読んでおいて欲しい本。

 例えば「喋らないなら会議に出るな」「ヴァリューを出す」「常に自分の意見をもって情報にあたる」「数字とロジックで語る」「結論から話す」などなど、コンサルになったら絶対に一度は言われることがまとめられています。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術(伊藤 羊一 著、SBクリエイティブ

必読度:★★

 コンサルになると耳タコになるほど言われるのが「端的に話せ」「要点を話せ」「結論を話せ」といったこと。仕事では当然、大企業の超多忙なエグゼクティブクラスの方と話すことになるので、結論に関係のないことをグダグダ話していると即無能判定されます。

 コンサル業界でよく言われるのが、エレベータートークの話。これは、クライアントや自社のパートナーとエレベーターで一緒になった際に「どう?順調?」などと聞かれたとき、プロジェクトの現状をエレベーターに乗っている1分足らずの時間でうまく説明できるかどうかという思考実験。

 実際、この手の能力はコンサルタントとして非常に重要なのですが、それは単にクライアントに伝えるためだけではないのです。これは自分がプロジェクトのことを把握するためにも良い訓練なのです。もし30秒や1分で現状をうまく言語化して説明できないのであれば、それは自分がプロジェクトのことを完全に理解していないということ。なので、勉三は電車の待ち時間など暇があれば、常にこのトレーニングをするようにしています。

 本書は「結論+根拠+たとえば の三段構成」で「大事な事だけシンプルに伝える技術」を説明した良書。「『基本的に』は不要」「頑張ったことは話すな!」など未経験者が陥りがちな罠についても丁寧にフォローされており、コンサルになるにあたってクライアントとの会話に不安を感じる方は一読を強くお薦めします。

 まだまだあるのですが、長くなったので次回に…。

スポンサーリンク

.

posted by 勉三 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 転職
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/184925031
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック