.

2018年09月17日

東京五輪のボランティアは単なるタダ働き

 ども勉三です。今年は何かとボランティアという言葉がクローズアップされる年です。8月にはスーパーボランティアこと尾畑さんが注目されましたが、現在の話題はもっぱら東京五輪のボランティアについてです。

 大会委は11万人のボランティア確保を目指しているのですが、その条件がブラック企業も真っ青と話題になっているのです。それによると、1日8時間以上、10日以上の参加が義務。交通費や宿泊費などは無しとのこと。ネット上では「やりがい搾取」だと批判の声が日増しに強くなっているようです。

 これに対して、「ボランティアなんだから自己負担は当たり前」といった反論もあるようですが、勉三は違うと思っています。というか、東京五輪のボランティアを災害復旧や慈善事業などのボランティアと一緒にしてしまっていいのでしょうか?

東京五輪は営利活動であり、労働力に対してはボランティアではなく有償が基本

 まず、オリンピックは完全に営利活動であるということを理解しなければなりません。民間企業からのスポンサーシップで巨額の資金を得ており、放映権や観戦チケットで収益を上げています。IOCやJOC(日本オリンピック委員会)の役員たちの懐には年間何千万円ものお金が入っているわけです。

 こういった営利活動に対してボランティアを当てにするのはなんとも虫のいい話です。もしボランティアを募るのであれば、先に大会運営側を全て無給にするのが筋ではないでしょうか? 自分たちは何千万もの報酬を得ているのに、現場の人間たちにはお金を払わないというのはブラックだと言われても仕方ないでしょう。

医療スタッフまでボランティアに頼るのは安全衛生上の問題も

 これだけでも噴飯ものなのですが、さらに際どいのは医師、看護師、薬剤師などの医療スタッフもボランティアでまかなうという計画。医療スタッフは大会運営には必須の要素であり、これに対してお金を出さないというのは運営側の怠慢と言われても仕方がありません。

 仮に医療ミスなどで訴訟沙汰になったらどうするのでしょうか? 運営側は一切責任を取らず個人になすりつけ?

 とにもかくにも、このようなタダ働きをボランティアと表現するのは止めにしてもらいたいものです。

スポンサーリンク

.

posted by 勉三 at 01:02 | Comment(0) | 時事
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。