2018年06月27日

驚くほど世の中の変化に鈍感な人が多い

驚くほど世の中の変化に鈍感な人が多い

 ども勉三です。勉三が多くの人と話をしている中で気づいたのは、世の中に変化に鈍感な人が驚くべきほど多いということです。これは内資系の従来産業型の大企業に勤める人に特に顕著です。

 こういった人たちは、今の自分の会社・部署・仕事がずっと10年後、20年後もありつづけるという前提で考えています。例えば、勉三の知人などは、全社的な組織再編で1年前にできた新しい部署にいるにも関わらず、その部署が未来永劫続くような前提で将来を語っていたりしました。このような人は全く珍しくありません。

 また、同じ業界の他社は業績悪化でリストラの嵐が吹き荒れているのに、自分の会社は大丈夫だろうと思っている人も非常に多いです。そして自社でもリストラが始まると、その段階になって初めて騒ぐのです。勉三からすれば「え?こうなるのは見えてたじゃん」という感じなのですが、そういう考えをする人は少ないようです。

 例えば電機業界などはその好例でしょう。今でこそ東芝、シャープ、三洋、NECなどかつての名門が低迷もしくは買収されたりして、電機業界は苦しいという認識は普通の人にも当たり前になってきましたが、勉三が00年代前半に「日本の電機メーカーはこれから苦しくなる」といったことネットの掲示板に投稿した際には、殆どの人は耳を傾けませんでしたし、電機メーカーは安定した就職先と見なされていました。

 しかし、当時既に日本の電機産業の先行きがかなり厳しいということは、勉三ならずとも業界のことを知っている人には当たり前のことでした。欧米に行けばサムソンやLGなど海外メーカーの商品がいかに勢いがあるかは誰でも容易に分かったことです。

 電機業界に限らず、今でもインターネットの就職に関する掲示板などを見ると、自分の入った会社がいかに安泰かを自慢しあっている投稿が多いです。もちろん、電力や鉄道などのインフラは比較的安泰だとは思いますし、全てが安泰ではないとは勉三も思っていません(あの東電でさえ潰れていませんから)。しかし、不安定な製造業でさえ自分の会社が定年まで続くことを信じている人が非常に多いのが印象的です。

ライフプランも今と同じ社会制度が続くという前提で考えている人が多すぎる

 世の中の変化に鈍感な人が多いのは仕事やビジネスについてだけではありません。例えば老後設計などです。よく、定年までにいくら貯める必要があって、年金支給額はこれぐらいだいった、ファイナンシャルプランナーの方が書かれた記事やアドバイスなどがありますが、これも今と同じ社会制度が30年、40年先も変わらないという前提で書かれています。そして、その前提を信じてしまっている人が驚くぐらい多い。

 例えば、国民年金や厚生年金の受給年齢だって、少し前までは60歳だったのが65歳になったわけです。これからさらに人口減少かつ少子高齢化が進むことを考えれば、さらに開始年齢が上がっていくのは目に見えています。であるのに、なぜ20年後、30年後も今と同じ支給開始年齢を前提として考えるのでしょうか?

 寿命だってそうです。平均寿命や健康寿命はどんどん上がっていく。なのに今と同じ感覚で、80歳までの人生しか想定していない人が非常に多い。今の20代や30代はおそらく90〜100歳ぐらいまで生きることになるでしょう。そもそも、今の80歳の人が20歳だった時、つまり1958年の平均寿命なんて男性65歳、女性70歳とかだったわけです。ですが60年経ったら平均寿命は15年も伸びているわけです。ずっと同じペースで伸びることはないとはいえ、今後の寿命の延びを考慮していない人が多すぎると思いませんか?

 寿命が延びると当然、その分だけお金が必要になります。もし今と同じ感覚で、現役のうちにできるだけ貯蓄をし、老後は年金だけで生きていくことを考えるなら、相当な額を貯蓄に回す必要があります。物価や医療費だって今と同じな訳がありません。物価は上がるし、医療費の自己負担率だって上がるでしょう。

未来はどうなるかをきちんと想像しよう

 今回取り上げたようなことは誰でも少し考えれば分かることだと思います。まずは、今と同じ未来ではなく、今の変化が続いた場合に未来はどうなるかを想像することが大事です。個人のキャリアも、ひいては人生設計も、まずはそこから始まると勉三は考えています。多くの人ができていないことなので、これができるようになると、かなり周りとは差をつけられますよ。

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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 仕事・キャリア
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