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2018年04月13日

AIで雇用がなくならない根拠

 ども勉三です。AIが人間の代わりになるなんて一昔前だとSFでしかありませんでしたが、最近は現実味を帯びて語られるようになってきましたね。「AIによって雇用がなくなるのでは?」と心配している人が多いですが、これはある意味ではYesであり、ある意味ではNoでもあります。

昔を振り返れば未来が見えてくる

 未来を予測するというのは言うまでもなく難しいものです。しかし過去を振り返ることは誰にでもでき、過去のパターンから未来のこともある程度分かるので、勉三は未来を考える場合にはいつも過去を見ることから始めるようにしています。

 そもそも、テクノロジーが人間の仕事を代替することなんて今に始まった話ではありません。例えば、江戸時代には飛脚がいたでしょう。ところが明治になって鉄道が敷かれ、さらに後世になると自動車が登場しました。

 江戸時代や明治初期に飛脚が担っていた輸送量を、単純に鉄道や自動車で代替すると考えると、飛脚より遥かに少ない人員でまかなえるはずです。では、物流の雇用は鉄道や自動車の登場で大きく減ったのでしょうか?

 そんなことはありませんね。明らかに逆です。むしろ雇用は増えています。例えば、総務省の調査によればトラックドライバーなど運送業に携わる人は現在日本で180万人以上いるそうです。江戸時代や明治初期に運送に携わる人は明らかにもっともっと少なかったでしょう。

AIで雇用が減ると言っているのは鉄道で雇用が減ると思ってたのと同レベル

 さて、ここまでのたとえ話で大事なことがいくつか見えてきました。AIで雇用が減るといっているのは、今の社会システムや市場規模がそのまま続くと仮定しているからに他なりません。これは明治初期に「鉄道が敷かれたら物流の雇用はなくなってしまう」と想像するようなものでしょう。

 ですが鉄道や自動車が普及することで社会や経済は全く別物と言えるほどに変貌しました。結果、確かに鉄道や自動車の登場により飛脚はいなくなったものの、それに代わる新しい仕事がそれ以上に生まれました。

 AIでもどんなテクノロジーでもそれと同じです。飛脚のように失われる仕事も当然あるでしょう。しかし経済が発展することによりそれ以上の雇用が生まれるのです。それが信じられない人は、明治初期に「これ以上経済は大きく成長はしないだろう」と考えているようなものです。むしろそちらの方が現実的ではないでしょう。

最後に

 いかがでしたでしょうか。AIが雇用を減らすというのは、あまりに悲観的な見方であることが過去を見ることで分かってきたのではないでしょうか。もちろん、職種単位で見れば無くなる仕事はあるでしょう。今回の例でいう飛脚のような仕事がそうです。大事なことは無くなる仕事に固執せず、生み出される新しい仕事でいかに稼ぐかという部分かと思います。

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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 時事
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