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2018年03月05日

TOEICと英語力に対する勘違い

ども勉三です。英語力に関してよく聞くのが「TOEICで900点台ならネイティブ並」だとか「TOEICなんて高得点でも喋れない人が多いから意味がない」といったもの。どちらも英語ができない人に多く、根本的に勘違いをしています。

TOEICの990が英語力のMAXだと思う勘違い

 この手の人はTOEICの990点を英語力のMAXだと勘違いをしているのです。なぜこのような勘違いが起きるかをまとめてみました。下の絵をご覧ください。

004_1.GIF

 TOEICは仮にネイティブが受けても最高でも990点しか取れません。当たり前の話です。実際には、集中力不足やケアレスミスなどでネイティブが受けても満点が取れるとは限らず、900点前後になるでしょう。ここが勘違いの発生するポイントです。つまり、「ネイティブが受けても900点台なんだ。だからTOEICで900点台というのはネイティブ並の英語力があるんだ」という考えに陥ってしまうのです。

 でも、この論理展開は無茶苦茶です。小学校のテストに置き換えて考えれば一目瞭然です。例えば、小学校一年生のテストは誰が受けても満点までしか取れません。成績優秀な小学一年生が受けても、中学生が受けても、高校生が受けても、大学生が受けてもテストは満点近くになるでしょう。だからといって、小学1年生と中学生と高校生と大学生が同じ学力だと言えるでしょうか?

 いえるわけがありませんよね。だってテストでは小一レベルの簡単な内容しか聞いていないのですから。その範囲でしか見ていないわけです。TOEICと英語力の関係もこれと同じです。

英語力の正しいイメージ

 そこで、実際の英語力とTOEICの関係を改めて図示するとこのようになります。

004_2.GIF

 この図は、TOEIC 990 が英語力のMAXだと思っていた人にはショッキングだと思いますが、これが真実なのです。頑張ってようやくTOEICで900点台が取れた日本人と、ネイティブとでは比較にならないぐらいの差があるのです。

 実際にはこの図よりももっと遠いかもしれません。もしTOEICのスコアと互換性があって、どこまでも英語力を測れる計測装置があるのであれば、それでネイティブの英語力を測れば5000〜10000ぐらいにはなると思います。それぐらい差があります。そして、TOEIC 900 というのは「上級者」ではなく、「ようやく初級者を脱しつつあるレベル」というのが正解です。

最後に

 いかがでしたでしょうか。今回の内容を踏まえれば、「TOEICなんて高得点でも喋れない人が多いから意味が無い」なんて批判は的外れだと言う事が分かるでしょう。そもそもTOEICなんてそこまでレベルの高いものじゃないのです。喋れなくて当然です。

 でも、簡単だからといって小学校1年生のテストをやる意味が無いなんて言う人はいますか? いないでしょう。簡単なテストにも意味はあります。日本人の平均的な英語力のレベル帯にちょうどフィットしているのがTOEICなのです。その範囲で実力を見るツールとしては意味はあるのです。

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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 英語
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