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2017年12月21日

転職講座コンサル編4:筆記試験対策

 お疲れ様です。勉三です。転職講座コンサル編の第4回。今回は筆記試験の対策方法について解説していきます。

戦略系コンサルの筆記試験対策

 戦略系コンサルティングファームの中途採用では、書類選考後に筆記試験が行われることが多いです。ただし、年齢やMBAの有無などによっては免除になったりするようです。

 第2回の「コンサルに強い転職エージェントを利用すべし」でも書きましたが、筆記試験は対策してないと余程優秀な人でなければ落ちます。コンサルに強い転職エージェントを利用する最大のメリットは、各社の筆記試験の情報が得られる点にあります。筆記試験対策についてもエージェントに確認するのがベストかと思います。

 勉三が知っている範囲で各社の筆記試験情報をここに書くこともできるのですが、それはあまり良く無いことだと思いますので止めます。それに筆記試験なんて変わる可能性のあるものですからね。ですので、本記事では各社の具体的な情報ではなく、会社を問わず一般論的に役に立つ情報の紹介をしていきたいと思います。

筆記試験対策はいつやればいい?

 筆記試験対策のタイミングとしては、書類選考が通って筆記試験の案内が来てからでも良いと思います。そのタイミングでエージェントから併せて筆記試験の情報も教えてもらえると思いますので。対策時間を確保するため、可能であればそこから2週間以上先で筆記試験の日程を調整し、その間に対策すれば間に合うかと思います。

 ただし、あくまで国語、算数、英語の基礎学力がしっかり身についているという前提です。また、筆記試験の案内が来てからの対策でも間に合うと言ったものの、それなりに詰め込んで勉強しないといけないので、余裕をもって準備しておきたい方は、以下で紹介する問題集の該当部分(それほど多くはありません)を先に一通りやっておき、実際の筆記試験前に思い出すために再度やるというのが良いかと思います。

 これらの問題集は、勉三が実際に使って類書の中でもベストと判断し、自信をもっておすすめできるものになります。おそらく、エージェントに聞いても同じ書籍を挙げると思いますので持っていて損になることはないと思います。

勉三おすすめの問題集

必読度は前回同様3点満点で示しました。

上・中級公務員 標準 判断推理(田辺 勉 著、実務教育出版)

必読度:★★★

 筆記試験の出題分野は各社異なりますが、判断推理系の問題の遭遇頻度が一番高いと思います。知っていれば難しくないのですが、事前対策しておくかどうかで差がつきやすいタイプの問題が多いです。ですので、まずはこれだけでも先に購入しておくことをお薦めします。

 全部で18章まであり、全てこなしていると結構大変ですが、全問やる必要はありません。章でいうと、第1章「論理」、第2章「集合・人数」、第3章「対応関係」、第4章「暗号」、第5章「順序関係」、第6章「ウソつき問題」、第7章「試合と勝敗」、第8章「位置関係」、第9章「手順」、第10章「道順」ぐらいで良いと思います。

 各章ごとに例題と練習問題から構成されますが、時間がなければ例題だけでもいいと思います。先に上に挙げた10章までの例題を全てこなし、余裕があれば練習問題もやりましょう。


上・中級公務員 標準 数的推理(田辺 勉 著、実務教育出版)

必読度:★★

 上で挙げた判断推理と同じシリーズで、こちらは数的推理の問題集になります。遭遇頻度は判断推理と同様に高いのですが、必読度を1つ低くしたのは、数的推理は普通の算数や数学の問題が多いため、算数や数学が得意だった人は後回しにしても良いと思われるからです。ただ、算数や数学が苦手だった人はやっておいた方がいいでしょう。

 全15章ありますが、第1章「方程式」、第2章「不等式」、第3章「整数 その1(倍数・約数)」、第4章「整数 その2(剰余項)」、第5章「整数 その3(虫喰い算・覆面算・魔法陣)」、第6章「整数 その4(n進法)」、第7章「比・割合」、第8章「速さ・距離・時間」、第9章「座標・グラフ・数列」、第14章「場合の数」、第15章「確率」ぐらいで良いと思います。


新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略(アゴス・ジャパン 著、アルク)

必読度:★★★

 第2章「セクション別解法ストラテジー」の Verbal Sections の中の Critical Reasoning、及び Quantitative Sections の中の Problem Solving と Data Sufficiency に関してのみで構いません。必ず、練習問題と実践問題を時間を測って解いてください。また、第3章「GMAT 模擬テスト」の中の該当箇所もやっておくことをお薦めします。


必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】(SPIノートの会 編著、洋泉社)

必読度:★★

 計数の「図表の読み取り」「表の空欄の推測」「C-GABの計数(図表の読み取り)」、言語の「GAB形式」、英語の「GAB形式」あたりをやっておくといいと思います。一部のファームの筆記試験(適性検査)だけで必要になるので★2つとしました。特にマッキンゼーを受ける方はやっておいた方がいいと思います。


その他アドバイス

 筆記試験ではボールペンではなく、シャープペンシルや鉛筆と消しゴムを使ったほうがいいです。書き込みを消せるというのは大きいです。

 ファームによっては電卓使用可の場合があります。その場合は、スマホや普通の電卓ではなく関数電卓を必ず用意してください。関数電卓といっても沢山ありますが、以下の製品が手頃かつ機能も必要十分でお勧めです。メリットは数式でカッコが使えること。また、ワンタッチで分数と小数が変換できるのも重宝します。マジで電卓の差で合否が左右されかねません。

 筆記試験で電卓可の時は、必ず練習問題の時から本番で使う電卓を使って練習しておいてください。ぶっつけ本番は絶対いけません。

 あと、筆記試験は総じて時間がタイトに設定されています。問題自体は時間をかければ難しくないものの、時間内に全て解き切るのが困難なタイプの試験です。それで地頭を見ているわけですね。対策していても時間はカツカツになることが多いと思います。ですので、本番では腕時計を横において、常に時間を見ながら配分調整するようにしてください。

 少し考えて解けない問題や、時間がかかりそうな問題は飛ばす。とにかくまず解ける問題を全て確実に解くこと。それが大事です。時間がなくて最後までたどりつかなかったというのは避けてください。ファームによりますがだいたい合格ラインは8割以上程度と言われています。結構厳しい水準です。解ける問題を全て解いて、かつ見直しをし、それでも余った時間で解けなかった問題を少しでも解くようにしましょう。

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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 転職
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