2017年12月20日

転職講座コンサル編3:コンサル業界研究

 お疲れ様です。勉三です。転職講座コンサル編の第3回。今回は戦略系コンサルティングファームを目指すにあたって最低限しておきたい業界研究についてです。以下に勉三がお勧めする書籍を挙げさせて頂きます。

コンサル業界研究のための必読書

必読度は★で3点満点で示しています。

この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本(神川 貴実彦 著、日本実業出版社)

必読度:★★★

 戦略系に限定せず、コンサルティング業界について一通り網羅して解説されています。業界知識が全くない方は初めに読んでおくことをお薦めします。著者の神川氏はボストン・コンサルティング・グループを経て転職エージェントのムービン・ストラテジック・キャリアを立ち上げた方です。単に業界を俯瞰するだけでなく、例えば第5章「コンサルティング業界へ就職・転職するノウハウ」といった内容も含まれており、求職者の方に直接役に立つ情報が多く含まれています。


戦略コンサルタント、外資系エグゼクティブ、起業家が実践した ビジネスエリートへのキャリア戦略 (渡辺 秀和 著、ダイヤモンド社)

必読度:★★★

 コンコードエグゼクティブグループの代表取締役社長である渡辺氏が書かれた書籍です。コンサル業界への転職に限定した内容ではないですが、キャリア設計について非常に示唆に富んだ内容となっています。例えば、日系大手企業の営業→外資系コンサル→大手事業会社のマーケティング部長(年収1600万円)とキャリアアップに成功した女性の事例を挙げて、「彼女のキャリア設計で重要なポイントは、経営企画やマーケティングのポジションを直接目指さなかったということにあります。日系企業の若手営業というステージから、いきなり大手企業の経営企画部門に入るというのは、少々無理があります。しかし、一足飛びにゴールに行くのが難しい場合は、中間地点となる『キャリアの階段』をつくって着実にゴールを目指すことで、その実現可能性は飛躍的に高まります。」と解説しています。自分のキャリア設計についてあまり考えたことはないけれど、なんとなく今のままではダメだと思っている方は一度読んでみることをお薦めします。


戦略プロフェッショナルシリーズ(三枝 匡 著、日本経済新聞出版社)

必読度:★★★

 ボストン・コンサルティング・グループを経て、ミスミグループ本社代表取締をされている三枝氏による人気のシリーズ。著者自身の経験をもとにしたフィクションです。フィクションであるがゆえに、経営戦略立案の醍醐味を分かりやすく学ぶことができます。同シリーズで「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」「V字回復の経営」の三冊がありますが、まずは戦略プロフェッショナルだけでも一読してみてください。

 なお、「戦略プロフェッショナル」と「V字回復の経営」については増補改訂版が出ているので、今からであればこちらの方がいいかもしれません。ストーリーの解説と著者インタビューも追加されています。


戦略「脳」を鍛える(御立 尚資 著、東洋経済新報社)

必読度:★★★

 ボストン・コンサルティング・グループ元日本代表の御立氏による名著。多くのコンサルタントが必読書に挙げる定番の一冊となっています。少し内容は高度になりますが、戦略コンサルの神髄の一端に触れることができます。コンサルを目指されるのであれば一度は読んでおいたほうがいいでしょう。ケース面接の対策にもなります。


BCG経営コンセプト(菅野 寛、内田 和成 著、東洋経済新報社)

必読度:★★★(構造改革編)、★★(市場創造編)

 またしてもBCG関係者の本になってしまいましたが、回し者という訳ではありません(笑)世界的にはマッキンゼー>BCGなのですが、日本ではBCGの方が強いんですね。その理由として、海外のやり方を持ってくるマッキンゼーに対して、BCGは日本の企業風土に合うようにカスタマイズするのが上手といったことが挙げられます。なので、BCGの日本人著者が書かれた本は良書が多いと感じます。

 BCG経営コンセプトは「構造改革編」と「市場創造編」の2冊から成り、BCGが携わった近年の事例をもとにどのように課題解決していったかが書かれています。コンサルの書いた本は作ったような事例を題材にした抽象的なものが多いのですが、本書は実例に基づいて書かれているため、実際に現在のコンサルティングファームがどういったことをしているのか非常に参考になります。

 本当であれば市場創造編も★3つなのですが、コンサルを目指す方向けということで構造改革編のみ★3つとさせて頂きました。構造改革編の方が従来からのコンサルの基本分野をカバーしているので、まずはそちらから読んでみてください。本書もケース面接対策になります。


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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 転職
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