2017年12月16日

転職講座9:転職エージェントとの面談〜企業への正式応募

 転職講座の9回目。前回は、転職サイトへの登録について解説しました。今回は、登録した転職サイト上で転職エージェントとコンタクトを取り、面談を行い、企業へ正式に応募するまでのプロセスについて解説したいと思います。

転職エージェントへのコンタクト

 転職エージェントとコンタクトを取るにあたっては、大きく2つのパターンに分けられます。まず、転職サイトに登録すると、最初の数日は様々な転職エージェントから求人案内がたくさん届きます。そこから興味があるものがあれば、その案内に返信する形でコンタクトを取ります。それが1つ目の方法です。もう1つは、転職サイト上で掲載されている求人情報について自分が興味のあるものに応募します。これらの多くは転職エージェントが掲載しているものなので、この方法でも転職エージェントにコンタクトを取ることになります。これが2つ目の方法です。

 いずれにせよ、転職エージェントにコンタクトを取った段階では、まだ求人先の企業には応募したことにはなりません。転職エージェントから返信が届き、まずは面談を求められます。転職エージェントにもよるかと思いますが、面談は電話または対面のどちらかを指定することができます。対面の場合は、エージェントのオフィスで行うケースや、もしくはどこかのホテルのラウンジなどで行うことが多いと思います。

 なお、利用する転職エージェントは1社あるいは1人に絞るのではなく、色々応募して複数のエージェントに同時並行でお世話になってください。これは全く悪いことではないですし、エージェントには当たりはずれがあるので色々なエージェントを利用することが大事と思います。そもそも、求人案件ごとに掲載しているエージェントが異なりますし、特定のエージェントしか扱っていない独占案件などもあるので、様々な企業に応募するためには、様々な転職エージェントを利用せざるをえません。ただし、同じ企業に対して複数のエージェントから重複応募することだけは避けてください。気を付けるのはそれだけです。このあたりについては、詳しくは「転職講座3:転職エージェントの正しい使い方」をご一読いただければと思います。

転職エージェントとの面談

 転職エージェントとの面談では、転職サイトに登録した経歴情報などをベースに、転職理由、志望業界、志望職種、志望動機、希望条件などを聞かれることになります。本サイトの転職講座で解説してきた転職活動の流れに沿って、あらかじめ自己分析志望業界・職種を考えてきた方であれば難しいことではないと思います。まだきちんと考えていないという方は、実際に転職エージェントと面談するまでには考えておきましょう。

 転職エージェントとの面談は、利用するエージェントごとに行う必要があるため、面倒に思えるかもしれませんが、勉三はこれを超重要なステップと考えています。というのも、エージェントとの面談は、企業との面談の模擬練習でもあるわけです。ここできちんと納得感のある転職理由や志望動機などを説明できなければ、企業に正式応募するのはまだ早いということです。また、何回か転職エージェントに転職理由や志望動機を話すことで、本番の面接でも説明が上手になります。

 こういった理由もあるので、毎回でなくてもいいですが、最初のうち何回かは対面での面談をお勧めします。皆さん新卒で就職される時に就職活動を経験しているとは思いますが、何年も経つと面接などもヘタになっているものです。きちんとスーツを着て臨むエージェントとの面談は恰好の練習の場になるわけです(エージェントとの面談時の服装は面接ほどフォーマルでなくてもいいですが、面接のつもりできちんとしたスーツで臨んだほうがいいと思います)。

企業への正式応募

 転職エージェントとの面談が無事に終われば、次は企業の求人に正式に応募することになります。これは勉三の経験に基づいたアドバイスなのですが、転職エージェントとの面談時に企業へ正式応募を依頼するのではなく、「いったん持ち帰って、正式に応募させていただくかは職務記述書を見ながら少し考えさせてください」と面談では回答してください。

 エージェントも商売なので基本的には沢山の企業を受けさせようとしてくるものです。ただ、深く考えずに応募してしまうと、結局後悔するのは自分です。エージェントは「たくさん受けてみて内定もらってから断ればいい」と勧めて来るかもしれませんし、間違ってはいないのですが、実際はそうはいきません。あまり興味のない企業の面接に行くのは非常に億劫なものです。また、応募後も内定受諾まではいつでも辞退できるとはいえ、それもエネルギーを使うものです。

 ですので、転職活動は複数並行が基本とはいえ、何でもかんでも応募するのではなく、興味があって受かったら本当に行きたい企業だけに応募は絞るべきと勉三は考えています。そのため、転職エージェントとの面談の場で応募を決めるのではなく、まずは一度持ち帰って自分一人でじっくり考えたうえで、正式応募する場合には改めてエージェントに連絡するという順で進めていくことを強く推奨します。

転職サイトからエージェントを介さず企業に直接応募も可能

 これまで説明してきたように、転職サイト上で掲載されている求人情報の多くは転職エージェントにより掲載されたものですが、中には企業が直接掲載しているものもあります。企業の中には転職エージェントを使わずに、自社での採用活動を中軸に据えているところや、あるいは転職エージェントとあわせて自社でも採用活動を積極的に行っているところもあります。そういった求人に応募した場合は、エージェントは間に挟まず、企業に直接応募するのと同じになります。

 個人的には、エージェント経由で応募できる企業であればエージェントを使ったほうがいいと思います。理由は以前の「転職講座2:直接応募より転職エージェントを使おう」で述べた通りです。ただ、一部企業はエージェントではなく直接応募しか無いこともあるので、その場合は仕方がないので直接応募するしかないでしょう。

 また、ビズリーチなどが特にそうですが、転職エージェントだけではなく企業から直接スカウトの案内が届くこともあります。それは案内レベルのものであったり、面談確約のものであったりと様々ですが、直接案内を頂けるという時点で企業があなたに興味を持っているということ。この場合はありがたい話なので、エージェントうんぬんではなく、面談確約などの場合であればそのまま応募してしまいましょう。

タグ:転職講座

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posted by 勉三 at 11:25 | Comment(0) | 転職
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