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2017年11月16日

子供に将来なりたい職業を問うのは良いことか?

 ども勉三です。生まれてから幾度となくされてきた質問として「大きくなったら何になりたい?」というのがあるかと思います。何気ない質問ですが、よく考えてみると深い意味を含んでいます。まず、この質問をするにあたって大人たちは「大人になったら1つの仕事について、それで一生を過ごす」という生き方を暗黙のうちに前提としているのではないでしょうか。

 今日、「終身雇用は過去のもの」「転職が当たり前の時代」になったとは言われますが、まだまだ日本人の心の中には「一生同じ仕事をするんだ」という意識は拭い難く残っていると思います。長い年月をかけて技術を磨き、生涯その職を全うするという、職人気質というべきか求道者気質というべきか、そんな生き方への憧れが日本人の中には根強くあります。転職を経験し、子供に「何になりたい?」と聞いても絶対に返ってこないようなコンサルという仕事に就いている私ですら、職人だとか名工だとか、そういった生き方への憧れは消せるものではありません。

 しかし、現代はそういった生き方がますます難しくなっているのが事実です。もちろん、今でも手に職をつけ1つの道を追い求める生き方も可能だとは思います。ただ、今の世の中では様々な職を渡り歩いてきた人間の方が、社会で活躍していることが多くなってきているのではないでしょうか。ずっと同じ職に留まっていると、給料はあがらず、出世は順番待ちで何年も先という、そういう世の中になりつつあると感じます。

 「大きくなったら何になりたい?」の質問をする時に、大人たちが無意識でしているもう1つの前提は、その仕事が20年後、30年後もずっと同じ待遇やステータスを保っているということです。その時には皆の憧れるような職業であったとしても、その子が大人になってみるとそうではなくなっていた、という事は珍しくありません。残念ながら20年、30年というスパンは、1つの職業のあり方が全く変わってしまうぐらいの可能性を持っているのです。

 何も「大きくなったら何になりたい?」という質問を子供にするな、意味がないと言っているわけではありません。たとえその職に就こうと就くまいと将来のことを考えながら生きる、そのための最初の切っ掛けとなる良い質問であることは確かです。ただ、今の時代では「大きくなったら何がしたい?」の方が適切なのかもしれません。

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posted by 勉三 at 21:28 | Comment(0) | 仕事・キャリア
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