2017年11月06日

転職講座2:直接応募より転職エージェントを使おう

 ども勉三です。前回の最後に「企業のウェブサイトから直接応募せず、転職エージェント経由で応募しましょう」と書きました。今回は、転職エージェントとは何なのかということと、なぜ転職エージェントを使うべきかについて説明したいと思います。

 転職エージェントというのは、あなたを企業に紹介し、もしあなたがその企業に入社することになったら、企業から報酬としてあなたの年収の3割などを受け取ることを商売としている業者のことです。なので、転職者にとっては無料で利用できます。いくら使ってもタダですので心配無用です。

 転職エージェントを使ったほうがよい理由は、

1.直接応募するよりエントリーが通りやすくなる
2.選考に関する情報を教えてもらえる
3.転職者と企業の間に立ってクッションの役割を果たしてくれる。

などが挙げられます。

 1については、応募前にエージェントが履歴書や職務経歴書の添削をしてくれるといったこともありますが、ウェブサイトから直接応募するより楽というのも大きなメリットです。実際に私が体験したことですが、同じ企業に直接応募したら通らず、2か月後にエージェント経由で応募したらすんなり通ったというのがありました。その真相は分かりませんが、以下のように推測しています。

 というのも、その企業は外資系だったのですが、企業のウェブサイトからエントリーしようとすると英文履歴書を送る必要があるんですね。恐らくチェックするのは日本人であろうにも関わらずです。外資系企業はウェブサイトからの応募受付に際して全世界共通のシステムを構築していることが多く、そのシステムに沿って情報を入力したり書類を提出したりする必要があることが多いのです。

 しかし、エージェントを介せば殆どの企業はシステムを通さずに同じフォーマットの履歴書と職務経歴書で応募できます。業界が同じなら志望動機などもほぼ使いまわしできるでしょう。たまに英文履歴書も必要になりますが、だいたいは日本語で可です。先ほどの企業も、直接応募の際は英文履歴書で、エージェントを介しての応募では日本語の履歴書と職務経歴書でした。

 で、中途採用の応募が多い企業だと1人1人の履歴書なんて数秒しか見ないと思うんですね。興味がなければ一瞬でポイです。英文だと読みにくいし、そもそも英文で履歴書なんて書き慣れてもいないので、きっと最初に直接エントリーした時は殆ど読まれなかったんでしょうね。2か月後に出したときは日本語だったので目に留まったのでしょう。

 但し、通常は再応募は1〜2年空けないといけないといった規程のある企業が多いです。規程があっても私のようにダメ元で再応募してうまく行くこともありますが、これから転職活動する方はいきなり直接応募するのではなく、まずエージェントを介して応募してもらうことを強くお勧めします。

 2に関しては、特に戦略系のコンサルティングファームなんかは筆記試験があることが多いので、かなり助かります。正直、筆記試験は転職エージェントからの情報がないとかなり厳しいです。「ここの企業は判断推理っぽい問題が出るよ」とか「GMAT風の問題が出るよ」とか教えてくれるわけです。事前対策なしでは相当難しいです。

 また、コンサルティングファームではケース面接と呼ばれる独特な形式の面接が定番で、志望者はその対策をすることが常識になっているのですが、私などは全く知らずにエントリーしようとしていたので、エージェントの方にその辺りの基本的な知識から、面接対策におすすめの書籍なども教えて頂いて大いに助かりました。コンサル業界に特化したエージェントであれば実際に模擬ケース面接などもして頂けるようです。コンサル業界の選考については特殊な部分が多いので別途それだけで回を設けて解説したいと思います。

 3に関しては、応募時だけでなく、選考結果の連絡や条件交渉など、転職活動全般にわたって企業との間に立ってやりとりを仲介してくれます。私はこれをクッションのような役割と考えています。応募者と企業の間に何もないと、企業の方が力関係が上なので応募者は言いたいことを言えなかったり、不利な扱いを受けることがしばしばあるのです。

 例えば、面接で残念ながら不採用となってしまった場合など、直接応募だと大抵は定型のお祈り文を送られるだけです。後学のために不採用となった理由を聞こうとしてもなかなか教えてくれません。しかし、間にエージェントがいると、エージェントがなんとか聞き出してくれたりして、全てではないですが不採用の理由を聞ける場合もあります。

 ほかには、条件交渉などでも、なかなか自分からだと希望年収などは伝えにくいものですが、エージェントがいればこれまでの経験からの相場も踏まえたうえでアドバイスしてくれますし、同じ金額でも間に人が入ることで企業へ伝えるのに角が立ちにくいメリットがあります。

 ここまで転職エージェントの利点ばかりを述べましたが、注意してほしいのは「エージェントはあくまで使うものであって、エージェントに全てお任せするのは良くない」ということ。これに関しては次回に書きたいと思います。

タグ:転職講座

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posted by 勉三 at 21:12 | Comment(0) | 転職
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