2018年07月30日

偉くなりたかったら偉い人の傍にいろ

 ども勉三です。会社員というのは若いうちは差が無いように見えても、定年の頃には残酷なほどの差がつきます。殆どの人は再雇用で年収が若手並に大幅削減されてしまいますが、一部の出世組はその後も会社に居座り高い給与を貰い続けます。そういった出世組は、会社を退職してもどこかの外郭団体やら関連企業やらに再就職し、65や70を過ぎても収入を得続けます。

 無論、最近は顧問役を廃止する企業があったり、公務員の天下りも規制が厳しくなっているので、今の若い人たちが定年を迎える頃には大きく事情も異なっているかと思われます。しかし、いつの世においても出世する者としない者とで大きな格差があることは変わらないでしょう。

 では、なぜこのような格差が生まれるのでしょうか? 出世する人としない人はどこが違うのでしょうか? 出世する人は能力が高く結果を残してきたことは間違いないでしょう。しかし、純粋に能力だけで決まるわけでもなさそうです。今回はこの謎について考察したいと思います。

出世の50%は環境で決まる

 出世の50%が本人の努力や能力で決まるとしたら、残り50%は環境で決まります。要は「どこに身を置いて頑張ったか」です。

 企業の中には結果をあげやすい部署とそうでない部署があります。部署の中での昇進であれば純粋に年功と成果で決まる部分が大きいですが、その枠を超えて役員レベルまで行くためには他人と差別化できる結果が求められます。そのためには結果をあげやすい部署で努力することが必須要件です。

 また、そのような部署は既に出世し役員や取締役になっている者も多く、彼らとの繋がりが多いのもメリットです。ぶっちゃけ、どれだけ偉くなれるかは、どれだけ周りに偉い人がいるかと強く相関します。あなたが必死で働いたとしても、直属の上司にしか認知されないようではタカが知れています。その上司にできる範囲でしかあなたを引き上げることはできないからです。

 ところが、あなたの努力や成果が社長や役員の目に止まったらどうでしょうか? 「あいつは頑張っている奴だから、今度のプロジェクトは彼に任せたらどうだ」とか「あいつは見込みがあるから花形部署に異動させて経験を積ませよう」といったことに繋がるチャンスが生まれます。昇進は結局は人が決めるわけです。どれだけ評価がシステマティックになったとしても、偉い人の一言の方が強いです。

努力する前に環境を考えよう

 勉三の経験に基づいて言うと、努力するのが得意な人は沢山います。また、環境にあれこれ文句をつけるけれど努力しない人も割といます。しかしながら、努力し、かつ環境を変える勇気を持つ人は非常に少ないです。

 これは日本人の職業観にも表れています。日本では転職理由の1位が人間関係だそうです。つまり、待遇アップを求めて転職する人が少ないのです。待遇がそれほどでなくても人間関係に問題がなければ、ずっとその職場で仕事をやり続ける傾向が強いと言えます。

 このこと自体が悪いとはいいません。そういう価値観の人があっても良いと思います。しかし、同じ努力で最大限の効果を得たいのであれば、努力したうえで環境を変えることも考えてみるのもいいと思います。

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posted by 勉三 at 20:00 | Comment(0) | 仕事・キャリア

2018年07月28日

日本にサマータイム導入は合わない!?

 ども勉三です。「東京五輪『サマータイム導入検討を』組織委、政府に」という報道があり、改めてサマータイム導入の是非が話題になっています。

 そもそもサマータイムとは何なのでしょうか。定義自体はwikipediaなどを読めば誰でも理解できそうですが、それだけで納得できる人は少ないかもしれません。今回は、そもそもサマータイムが生まれた欧米の事情から解説していきたいと思います。

緯度が高くなるほど夏の日照時間は長くなり、冬の日照時間は短くなる

 まず基本中の基本からおさらいしておきましょう。緯度が高くなるほど夏の日照時間は長くなり、冬の日照時間は短くなります。これ、結構知らない人も多いんですよね。北に行けば寒そうなイメージなので、夏も冬も日照時間が短くなると思っている人もいるかと思います。

 そもそも赤道直下では1年じゅう昼夜が12時間ずつなわけです。日本は夏の日照時間は12時間より長いですし、冬は短いですよね。緯度が高くなれば夏冬の差が激しくなるのは考えてみれば当然のことです。

日本はイメージよりかなり低緯度にある

 さて、欧州(ドイツ、フランス、イギリスなど)に行かれたことのある人は、夏は22時前まで日が出ていることに驚かれたかと思います。サマータイムで時計が1時間進んでいることを考慮しても、21時まで明るいことになるわけです。

 これは欧州が日本よりも高緯度に位置していることによるものです。というか、日本はイメージよりかなり低緯度なのです。東京は北緯35度ですが、これはアフリカ大陸の北端と同じです。つまり、欧州全域が東京より高い緯度に位置しているということです。欧州の中で南にあり暖かいイメージのローマやマドリードは、日本でいえば青森と同じ緯度。ましてドイツやフランスはもっと北にあるわけです。ちなみにニューヨークも青森と同じぐらいの緯度にあります。

欧州でサマータイムが生まれたわけ

 したがって、欧州や米国の多くの主要都市では、夏は日が長いものの、冬はすぐに日暮れしてしまうという事情があります。欧州の北の方だと冬は16時前には真っ暗になりますからね。そういった事情もあり、彼らは日光への欲求が非常に強いです。冬に日差しが少ない分、夏にできるだけ浴びておこうというわけです。

 これを実現する仕組みがサマータイムです。要は夏になったら社会全体で時計の針を1時間進め、その分だけ日没が時計の上では1時間遅くなることになるので、仕事が終わった後に外で楽しもうというものです。

 サマータイムは第一次世界大戦中のドイツやイギリスで導入されました。同じころにアメリカでも導入されましたが不評ですぐに廃止となり、第二次世界大戦後にDaylight Saving Timeとして復活。現在でも一部の州を除いて運用されており定着したと言えます。

日本にサマータイムは合うのか?

 実は日本でも終戦直後の占領期(1949〜1951年)に導入されていましたが、不評だったようで、サンフランシスコ講和条約の締結による主権回復とともに打ち切られた経緯があります。

 まず、先ほども書きましたが日本は欧米と比べて低緯度に位置するので、夏冬の日照時間の差はそこまでありません。また、夏は暑さが厳しいため、どちらかといえば日が暮れてから活動したいという欧米とは全く逆の行動パターンがあります。

 もう1つ、日本でサマータイムが合わない理由としては東西に長いことが挙げられます。日本の標準時は兵庫県明石市を通る東経135度線を基準に設定されているため、それより西では実質的に時計が進んでおり(12時より前に太陽が南中する)、東では時計が遅れている(12時より後に太陽が南中する)状態になります。

 太陽は24時間で経度360度分を回るので、1度あたり4分の実質的な「時差」が生まれることになります。例えば東京都は東経139度(都庁基準)なので、標準時(東経135度)からは実質的に16分以上の時差があることになります。さらにスケールを広げてみると、札幌市(東経141度、標準時+24分)と那覇市(東経127度、標準時-32分)の差は1時間近くにもなります。

 そう考えると、北海道ではサマータイムはいいのかもしれませんが、沖縄でサマータイムを導入すると元々の標準時より1.5時間ほどズレが生じるようなものです。例えば、夏至の日の出が6時半ごろと非常に遅くなってしまうなどの影響が生じます。これだけ東西に長い国土でサマータイムを導入するのは色々と問題がありそうです。

日本に合っているのはむしろウィンタータイム?

 そう考えると、日本に合っているのはサマータイムより、むしろウィンタータイムかもしれません。東日本以北では冬の日暮れが非常に早いため、西日本出身の人は驚くようです。東日本だけ冬場は1時間時計を進めて(実際に時間帯を変えるのではなく活動時間帯をずらす)、冬場の日照時間をできるだけ確保したほうがいいのかもしれません。

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posted by 勉三 at 15:42 | Comment(0) | 時事

2018年07月26日

年収を上げたいなら無理してでも都心に住め!

 東京の家賃の高さは殆どの人にとって悩みの種です。とりわけ給与の低い20代の若者にとっては死活問題でしょう。しかし将来成功して稼ぐ人と、そこそこで止まる人とで、住居に関して明確な意識の違いがあるように感じます。

 なお、最初に断っておきますが、本記事で述べる都心とは、都心三区だとか都心四区だといった特定の定義は想定していません。大雑把に東京の中心部またはそれに近い場所。イメージとしては千代田区とそれに接する区あたりの範囲と考えてください。また、職場が東京都心にあると仮定しているので、職場が郊外や地方にある方には必ずしも当てはまらないかもしれない点はご容赦ください。

殆どの人の思考:家賃を削るため都心から離れた所に住む

 殆どの人は少しでも家賃を削るために、都心に住むのは諦めるようです。例えば、月の手取りが20万円程度だとしたら、6〜7万のところに住むイメージですね。

 これには「家賃は月給の1/3におさえろ」という昔から用いられてきた何ら合理的根拠の無い基準も影響していそうです。月6〜7万円では都心ではとてつもなく古いか狭い物件になってしまいかねないので、自然と範囲を少し外延部に広げざるを得ません。その中でも少しでも都心へのアクセスがよくて、商業施設などの利便性が高く、できれば混雑もマシな駅周辺を選ぶというのが、殆どの人の賃貸選定プロセスなのではないでしょうか?

 この考え自体は別に悪くはありません。そこそこの暮らしはできるでしょう。しかし、もしあなたが将来成功したいと考えているなら、この考えではいけません。普通すぎます。成功するためには普通ではいけません。

成功する人の思考:少し無理をしてでも都心に住む

 成功する人は住居を選ぶ際にも少々普通ではない思考をしています。彼らは「家賃は月給の1/3におさえろ」などという迷信は信じません。例えば、手取り20万円でも家賃10万円のところに住んだりします。

 なぜなら、成功するというのは「生活費を削って可処分所得を増やすこと」ではなく、「そもそもの収入を増やして可処分所得を増やすこと」だからです。節約も勿論大切なことですが、節約だけでは世界は広がりません。多くの人は節約のことだけを考えすぎるのです。節約以上に大事なのがどうやって収入を増やすかです。

 そう考えた時、少しでも都心の職場近くに住んで、通勤に伴う時間のロスとストレスを増やし、それによって生まれる時間や余裕を自己投資に費やしたほうがいいだろうというのが、将来稼ぐ人に多い思考なのです。

 それに、給与なんてどんどん伸びていくものです(稼ぐ人はそう考えます)。手取り20万で家賃10万は最初は苦しくても、給与の伸びに伴ってだんだん楽になっていくはずです。最初から初任給をベースにその1/3と考えるのは少し保守的すぎるのではないでしょうか。

都心に住むメリットは計り知れない

 都心に住むことのメリットは計り知れません。片道で30分縮まれば往復で1時間もの余裕が生まれることになるので、その時間を勉強や運動、あるいは睡眠に充てることができます。また、通勤も都心部の方が混雑がマシなのでストレスも溜まりません。

 平日だけでなく休日もメリットが大きいです。都心部に住んでいると都心部の繁華街にサクっと行けるので、例えば午前中は銀座で買い物、いったん家に帰って夕方は新宿で遊ぶみたいなこともできます。これは休日が2日分に感じられるので非常に大きいですよ。郊外に住んでいるといったん家に帰って再度出かけるのは殆どないですからね。

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posted by 勉三 at 23:56 | Comment(0) | 仕事・キャリア