スポンサーリンク


FaceSearch

MoneyScript

2020年09月19日

英語でのテレカン(ウェブ会議・電話会議)を乗り切るコツ

日本人にとって最大の恐怖、それが英語でのテレカン

 ども勉三です。コンサル業界はいまだにリモートワークが続いており、プロジェクトが始まってから終わるまで一度も直接会わないメンバーがいるということも珍しくない状況です。

 勉三はグローバル案件にアサインされているため、日米欧亜の4極と毎日のように英語でウェブ会議をしております。今ではだいぶ慣れましたが、コンサルファームに入った当時は本当に聞き取れず苦労しました。勉三と同様に英語でのテレカンに苦労されている方は多いのではないでしょうか。

 もちろん、長期的には英語力を高めていくべきなのですが、こればっかりは場数を踏んで慣れる以外にありません。しかし、同じ英語力でもコツを踏まえるだけでグンと英語でのテレカンがしやすくなります。今回はそんなTipsを紹介したいと思います。

テレカンを乗り切るためのコツ

会議をリードする

 何言っているのかと思われるかもしれませんが、実は「会議をリードする」ことが英語テレカンを乗り切る最大のコツだったりします。

 というのも、会議をリードするということは、自分のペースで進めていけるからです。わからない時にストップして「これはこういうことか?」と確認するのも容易になります。これにより聞き取りはグンと楽になるのです。逆に他人がリードするとその人のペースで進むため、外国人同士でガンガン議論が進むとついていくのが難しくなります。

 そして、もっといいのは、会議をリードしながら、PowerPoint や Word などの白紙ドキュメントを自分の画面に映してその画面を全員にシェアし(ウェブ会議システムではだいたいスクリーンシェアの機能があると思います)、現在の議論を文章でリアルタイムでまとめていくことです。こうすることで、もし自分の理解が間違っていた場合には、その場で誰かが突っ込んで訂正してくれるようになります。あとでフォーマルな議事録を作る際にもそれを下敷きにすればいいので早いですし確実です。

 これはF2Fの会議でのホワイトボードに相当します。テレカンではホワイトボードが使えないので、皆の理解がバラバラになりがち。実はガンガン喋ってる外人も理解が間違っていたりずれていたりということはよくあります。そこでうまく議論を整理してあげると、英語力が低くてもかなりの付加価値を発揮することができます。

議事録をとる

 会議のリード役でない時は、なるべく自分で議事録をとることをおすすめします。議事録役を任されていなくても、自分用に議事録のようなものをとることをおすすめします。

 その場合、守っていただきたいのは、(1) 可能なら紙ではなくパソコンで議事録をとる (2) 英語でとる (3) あまり必要かどうかを判断せず、できる限り細かく発言を記録する の3点です。

 1つめのパソコンでとるのは、記録が残しやすく後から検索しやすいですし、他人に回覧もしやすいからです。紙のノートは書いている時にはいいですが、後から探すのが非常に困難になります。また、パソコンでリアルタイムで議事録をとっていけば、それを会議中に参加者に共有して意見を聞いたり確認したりすることもできます。

 2つめの英語でとるというのは、英語会議ならその方が自然なので言うまでもないかもしれませんが、会議後に参加者に議事録を共有して、理解が間違っている点は訂正してもらうなどもすぐにできるのでおすすめです。

 3つめは、要不要を判断してから書くと、日本語ではできても、不慣れな英語だとまず間に合わないからです。それよりは、とにかく余裕がある限り細かな発言もできる限りとるようにしましょう。慣れれば書きながらサマライズすることもできるようになります。最初のうちは耳で全力で聴きながらなので難しいかと思いますが、やってみてください。

議題のトピックに精通する

 母語である日本語を話したり聞いたりする時にはあまり意識しないと思いますが、人が言語を聞き取る時にはかなりの部分を推測に頼っています。その際にベースとなっているのが事前の知識です。これは特に不慣れな外国語の聞き取りでは顕著で、話されているトピックについてよく知っているか知らないかで、聞き取り能力が大きく左右されます。

 勉三はいまではグローバル案件で多数の国から参加するテレカンをファシリテートできるようにはなりましたが、自分の詳しくないトピックの話題になるとガクンと聞き取り力は落ちます。ではどうすればいいか。英語力は一朝一夕では伸びないので、会議の前に予習をするしかありません。また、聞き取れなかった場合は会議後にそのトピックについて復習する。地道ですがその繰り返ししかありません。

イヤホンやヘッドホンを使う

 英語の聞き取り精度は、パソコンやスマホからの音をスピーカーを通して聞くか、それともイヤホンやヘッドホンを通して聞くかで意外と変わります。イヤホンやヘッドホンなどで聞く方が音質が良く聞き取りやすくなるのです。

 これは実は日本語でもそうなのですが、日本語の場合は音質が悪くても推測による補完処理を行うので、それほど気にならないのです。英語の場合はそこまで補完処理力が身についていないので、音質の低下による聞き取り精度の低下が顕著に表れるのです。

 実際、言語のプロである同時通訳の方達も、仕事を引き受ける時に生音なのかイヤホンありなのかを気にします。それぐらい違いがあるということです。

 なお、Apple の Airpods Pro がワイヤレスかつノイズキャンセリングなどもあり非常に便利でおすすめです(過去記事参照)。コンサル業界だとかなりの人が使っているぐらい人気です。

他人が使っている表現をどんどん盗む

 外国人と英語で行うテレカンは無料どころかお金をもらって英会話学習ができているようなもの。そこで外国人や英語の上手な日本人の使っている表現はどんどん盗んで吸収してしまいましょう。

 勉三は「この表現いいな」「覚えておきたいな」と思ったものは、ノートの欄外などにメモをするようにしています。そうして溜まったメモをもとにして書いたのが、本ブログの「仕事で使える英語講座」というわけです。

最後に

 いかがでしたでしょうか。今回は英語でのテレカンを乗り切るコツについてお伝えしました。英語力自体が変わらなくてもコツを知っていれば、かなり劇的にテレカン力はアップすると思いますし、他人からみても「だいぶ英語できるようになったな」と思われるようになります。

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 16:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語
2020年09月06日

新卒就職時がピークの理系が多い理由とそうならないために

会社に入ってから停滞する理系が多い

 ども勉三です。勉三は以前は大手メーカーで研究職として働いていたのですが、メーカーなので当然、同期入社には理系の大学院卒だけでなく文系の方もいるわけです。新卒入社時には肩を並べて研修をうける訳です。

 その時に、理系修士卒であった勉三から見て、彼らの印象は「若いな」でした。修士卒と学部卒で2歳は違うわけですから当然といえば当然ですが、理系には比較的落ち着いた人が多いのに対して文系は活動的な人が多いという違いもあったと思います。言葉を変えれば「子供っぽい」とも表現できるかもしれません。

 そしてそこから3年ぐらい経って、再び研修で同期入社組が集まる機会がありました。そこで一番驚いたのは、あれだけ若い、子供っぽいと思った文系新人が、顔つきが全く異なって大人びていること。それだけなら3年経っているので当たり前と思うかもしれません。しかし、それとは対照的に理系の顔つきは(少し老けただけで)それほど変わっておらず、3年前とは逆に理系の方が子供っぽく見えたのです。

 これは勉三だけの意見ではなく、その研修にいた他の理系同期と話をしてみても皆同じ感想でした。3年間に文系卒が理系卒よりも多くの修羅場をくぐって成長してきたことが、その顔つきを見ればわかったのです。

あれだけ夢をもって会社に入ったのに

 差がついたのは顔つきだけではありません。理系院卒でメーカーなどに就職する人たちは皆優秀で大きな夢を持っている人が殆どです。勉三のいた会社でも、新人が自主的に部署をこえて同期勉強会を開催したり、非常に意識が高かったのを覚えています。

 しかし、そんな新人も3年、5年と会社にいるうちに、徐々にサラリーマンのマインドになっていきます。考えるのは仕事のことではなく、結婚、出産、育児、マイホーム、車などのこと。もちろんそれらは大事なことです。問題は、自分がこのまま同じ会社で働き続けることを仮定し、それが当たり前として疑わないようになっていくことなのです。

 子供ができてローンもあるから仕事を辞める訳にはいかない。だから本心では無意味あるいはやりたくないと思えるような仕事でさえ、上司との関係を荒立てずに無難にこなそうという風になります。

 もちろん、これは文系出身の社員だって同様でしょう。しかし、理系はもともとパッションが強い人が多かっただけに、その落差が顕著です。

視野がどんどん狭くなっていき社内しか興味がなくなる

 理系が入社後に停滞する別の理由として、社内思考に陥りがちというのがあります。

 これはいくつか要因がありますが、1つには理系の勤務地が、本社ではなく郊外や田舎にあることが多いためです。東京の中で働くのと、同じ会社の人といく先々で顔を合わせるような田舎で働くのとでは、当然見聞きする世界の範囲が大きく違ってきます。

 理系が田舎の居酒屋で大学生と変わらないレベルの飲み会をしている間、本社勤務の人たちは丸の内あたりのこじゃれたレストランやバーで洗練された食事を楽しんでいるわけです。食事ぐらいがなんだと思うかもしれませんが、一事が万事というやつで、徐々に世の中の流れから取り残されていきます。

 もう1つは、理系の業務が独立や転職に向かない性質であるという点です。例えば理系でメーカーで何かについて研究していたとしましょう。理系の研究分野は細かく細分化されているので、同業他社でも合致しない可能性があります。営業などは同業他社ならほぼ同じスキルセットが通用しますし、ケースバイケースですが他業界でもある程度通用するでしょう。

 また、理系のメーカーでの仕事は巨大資本のもとでの業務が前提なので、個人で独立に向きません。生産プラントでの仕事なんて、独立して開業できるわけがないですからね。この点、医師や弁護士などの士業は独立開業が比較的容易ですし、文系も理系よりは独立でスキルを生かしやすいです。

 こうして、理系は入社後にどんどんコミニュティが狭くなっていき、自分の会社と、あとは共同研究などでお世話になっている大学などぐらいしか知らない、興味のない人間になっていきがちです。

高校時代の同期と比べると・・・

 そうして30歳過ぎになった頃、勉三は愕然としました。勉三はそこそこの進学校に通っていたため、同期は医師や弁護士になる人が多く、彼らと比べるとメーカーの研究職というのはなんと「しょうもない」仕事なのかと。誤解を恐れずに書きますが、それが研究職をやっていた勉三の正直な感想でした。ただのサラリーマンに過ぎません。

 また、医師や弁護士でなくとも、外資の投資銀行やコンサル、総合商社、マスコミなどで若くして高額の給料をもらっており、東京の生活を謳歌している人たちと比べても、なんと惨めなのだろうと。もちろん、メーカーとて給料が安いというわけではありませんでしたが、彼らと比べると「世の中にはもっと稼いでる人がたくさんいるのに、俺はこのままでいいのか」という忸怩たる思いがこみ上げてきました。これはお金だけではありません、お金というのは仕事の価値や重要性に対する対価であり、給料が彼らより低いというのは彼らより価値を生み出せていないことを意味します。

 大学院卒業時には、名だたる大企業に就職できたことに誇りを感じ、自分は勝ち組で今後は安泰だと思っていたのにです。多分、ネットをみても理系院卒で就職が決まった人はそういう考えの人が多いのではないでしょうか。しかし、殆どの理系サラリーマンはそこがピークです。

社会人になってもう一度考えてみよう

 理系の人で大企業に入る人は、小さい頃から理科や算数が好きで、あるいは親が同様に理系職だったりして、子供の頃から理系の道に進みたいと思ってきた人が多いと思います。かつ、アカデミアではなく企業の道を選ぶということは、やりたいことだけではなく経済的安定にも軸足をおきたいとか、世界を席巻した日本企業の技術力や製品に憧れてという気持ちがある人が多いでしょう。

 しかし、もしかしたら理系が向いているというのは幼少時からの刷り込み、思い込みかもしれません。そこまでではなくても、大人になっていろいろなことを知れば当然興味も変わってくるでしょう。

また、時代も変わっています。同じ企業でもここ10年、20年でかなり保守的になったところが多いと聞きます。日本全体がコンプライアンス重視になり、仕事をすることよりもしないことの方が推奨される傾向すらあります。研究者も以前は田舎の研究所にこもってひたすら研究していればよかったのですが、今はそれでは無理です。むしろ外部からイノベーションの種となるものを見つけてきて、そこに投資し、進捗をマネジメントするのが大企業の技術職の業務になっています。

 大切なのは、一度決めた進路をそのまま歩み続けるのではなく、選択肢を可能な限り広くもっておき、社会や自分の変化に応じて進路を変えることです。

 仕事に何も不満や疑いもないのであれば構いませんが、もし現状に物足りなさや違和感を感じているのであれば、それは視野を広くして別の進路を探す時期かもしれません。

 

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 11:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 理系
2020年09月03日

藤井聡太を表紙にし、一冊丸ごと将棋特集のNumber最新刊が凄い!

「本誌初の将棋特集」は伊達じゃなかった

 ども勉三です。スポーツ雑誌の Number (ナンバー)が、将棋の藤井聡太二冠を表紙にしたことで話題を呼んでいますね。実は将棋ファンの勉三も早速買って読んでみました。

 感想としてはかなり面白かったです。最初は藤井聡太のインタビュー記事が載っている程度かなと思ったのですが、「本誌初の将棋特集」と謳われている通り、一冊丸ごと(8〜9割ぐらい)将棋特集となっています。目次から将棋関連のコンテンツを抜粋させていただくと、

  • 藤井聡太「天翔ける18歳」
  • 記録で巡る異次元の歩み
  • 板谷一門の偶然と必然
  • 佐藤天彦×中村太一 「藤井はピカソか、モーツァルトか」
  • 中原誠が語る18歳の羽生と藤井
  • 22時の少年ー羽生と藤井が交錯した夜 (文:先崎学)
  • 天才が切り拓いた矢倉新時代(文:勝又清和)
  • 渡部明「敗北の夜を超えて」
  • 木村一基「受け師は何度でも甦る」
  • 王者たちの覇権20年史
  • 久保利明「変える勇気、変えぬ信念」
  • 豊島将之「仲間から遠く離れて」
  • 谷川浩司「光速は終わらない」
  • 大橋貴洸「勝負スーツに込める志」
  • 羽生を止めろ 七冠ロード大逆転秘話
  • ”読む将” のススメ
  • 佐藤康光が語る「大名人、この一局」
  • 里見香奈「腹立たしいけど、好きだから」
  • 教えてアゲアゲさん! 将棋界のYouTuber事情
  • 棋士を支える呉服店
  • 将棋と書の深い関係
  • 愛棋家アスリート、3手詰め!
  • 佐藤和俊「不惑の青春」

といった具合です。藤井二冠に関して他のトップ棋士に話を聞くというインタビュー記事が多いですが、藤井二冠に必ずしも関係がない将棋全般に対する記事もあり、将棋ファンなら買って損はない一冊だと思いました。

 今回はその中から特に勉三が面白かった記事をピックアップして紹介したいと思います。

面白かった記事を紹介

中原誠が語る18歳の羽生と藤井

 今回、名だたるトップ棋士の方々のインタビューが掲載されていますが、一番面白かったのは中原誠永世名人の記事です。中原誠氏は、昭和の巨人・大山康晴永世名人が殆どのタイトルを独占していた時代に、期待の新星として現れ、確実に一時代を築いた将棋界のレジェンドの1人です。

 獲得タイトル数としても、大山と羽生の両巨頭に次ぐ歴代3位で、4位以下を大きく引き離しています。そんな偉大な中原氏なのですが、2009年に病気で引退して以降、今はどうしているのかなと気になっていたファンも多かったろうと思います。

 そんな中原永世名人の貴重なインタビューが読めたのが一番の収穫でした(笑) そして、語っていることが面白い。もはや将棋ではなく、最近は碁をやっているらしく、あとは競馬が趣味とのことで、藤井二冠についても「競馬に例えれば、常に上がり32秒台の末脚で伸びてくるのが藤井さん」と例え話も競馬になっています。

 そして非常に感動したのが、藤井二冠に対して「今は将棋一本でいいでしょうけど、それだけでは長続きが難しくなるかもしれません。渡辺明新名人とは共通の趣味である競馬の話で盛り上がったことがあります。棋士は馬であり、騎手であり、調教師でもある。対局に向けて自分の調子を上げていくことの機微は、競馬を知っている同士じゃないと分かり合えませんからね。藤井さんがこれからどんな趣味をもたれるのかも、密かに見てまいるつもりです。将棋と離れる時間を持つことも、これからのさらなる進化につながるはずですから。」と、非常に優しいコメントで締め括っている点。

 確かに、歴代のレジェンドたちを振り返ってみても、大山名人は囲碁・シャンチー・中将棋・チェス・麻雀、羽生九段はチェス、森内九段はバックギャモンなどなど、趣味でも非常にハイレベルな実力を持ち楽しまれていた人が多いですね。まあ、将棋の息抜きで囲碁やチェスというのは常人には考えにくいことで、全然休まる気がしませんが、天才はそういうものなのかもしれません。

 藤井二冠は、一番好きなのが詰将棋を作ることで、二番目に好きなのが詰将棋を解くこと、三番目が将棋を指すことだとどこかで聞いた覚えがあります。ここまで将棋一色なのは(常人だと)精神的にきついですし、中原名人のいうように趣味があってもいいところですが、何がいいかはもはや我々凡人にはわからないレベルです。

天才が切り拓いた矢倉新時代(文:勝又清和)

 他の記事は文章だけなのですが、まさかナンバー誌上で将棋の盤面図を用いた定跡解説が読めるとは思っていませんでした。本記事では「教授」のニックネームで知られる勝又清和七段が、現在の矢倉の動向と藤井二冠の矢倉の他の棋士とは違う点などを、詳しく解説してくれています。

 勉三が将棋を覚え始めた平成初期の頃は、プロの将棋といえば矢倉であるほど多く指されていましたが、2017年に増田六段が「矢倉は終わった」と発言するなど、近年は矢倉の対局数が減り、変わって角換わりが相居飛車のメインストリームとなりました。その理由として「桂の活用」があったこと、そして最近は再び矢倉が復活しつつあることなども述べられていて、矢倉党の方には常識なんでしょうけど、振り飛車党の勉三には大変勉強になりました(笑)

 もちろん、藤井二冠の矢倉のどこが凄いかなども解説されていますので、興味あればぜひ購入して記事を読んでみてください。

佐藤康光が語る「大名人、この一局」

 佐藤康光氏が大山康晴、升田幸三、中原誠、加藤一二三という歴代のレジェンドたちについて解説するという記事です。棋譜解説などがあるわけではないですが、佐藤氏がリアルで接してきた情報も含まれていたので、なかなかに臨場感があってよかったです。

 面白かったのは結構ばっさり言ってる点。例えば「実は私、升田将棋はほとんど並べていません(笑)。影響を受けたかというと正直受けていない。」や「私は生まれ変わっても加藤将棋にはならないし、加藤将棋は勉強できないです。中原将棋は「これは取り入れたい」と思う部分が多いんですけど、加藤将棋は私の棋風ではない・・・・・・。でも実際に見ると真似できないという戦い方、すごい勝ち方なんですね」と、レジェンドに対してといえど割と棋風の合う合わないを明確に述べている点がよかったです。

 佐藤氏といえば現将棋連盟会長の重責についておられる方ですが、その方が割とざっくばらんな言い方をしている点に好感がもてました。

最後に

いかがでしたでしょうか。読む前は藤井二冠のタイトル獲得で急遽特集したのかなと思っていましたが、読んでみるとかなり取材に時間をかけており、かなり温められた企画であることが伺えました。おそらく、ずっと計画していたのでしょうね。

藤井聡太と将棋特集の スポーツ・グラフィック Number 1010号は、9月3日発売で現在書店で絶賛発売中です。勉三も初めて読みましたが、非常に充実した内容で、将棋ファンにはもちろん、藤井聡太ファンや、これから将棋をやってみたい方にもおすすめです。

スポンサーリンク




posted by 勉三 at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事